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今夜、レーに向かう。

長かった。2週間の待ち時間だった。いろいろあったとも言えるし
ゆっくりとただ時間が流れて行ったとも言える。考え方次第だ。

どの道今夜、深夜2時にミニバスに乗って出発する。ロタンを越え、
バララチャを越え、ヒマラヤに入る。道は開いたばかりだ。天候が
崩れたらどうなるか、行ってみないと分からない。

インドでの残り時間も短い。それが呼ばれたということならば
いつものように行ってみるしかない。それは味わうべきものなのだ。

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by djsinx | 2010-06-20 20:38 | 旅の記録

ヴァシスト発

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昼間ではゆっくりして午後になってから宿を出発。オートリキシャでニューマナリに向かう。
あらかじめバスチケットを買っておいたので乗り込むだけ。買ったのが早かったので
運良く入り口の近くの二人掛けだった。数人の外国人旅行者を除いてほとんどがインド人。

バスは定刻通りに出発。こういうところは思いがけずどこでもしっかりしている。道はマナリの
街を抜けるとすぐにカーブだらけの山道になる。レーからの道と同様この辺りもトラックや
タンクローリーが多く、ひやっとすることも多い。インド人の乗り降りは結構激しく、車掌も
忙しそうにしている。

マンディのバスステーションで一休み。ここはもう完全にローカルだらけの場所だ。マナリとも
雰囲気は違う。サモサとベジタブルバーガーを軽食用に買う。ここを過ぎるころに日が落ち
始める。暗くなると道はやっぱり怖い。

それでも真っ暗になるころには山道を抜けて平地に入る。そうなるともうバスに揺られている
だけ。狭いので眠れないから結構辛い。涼しかったマナリと違い、気温も湿度も時間とともに
増してくる。汗と埃と排気ガスの臭い。でもへこたれてもどこにもたどり着けない。じっと
我慢である。

途中で遅い晩御飯の休憩がある。20分程度でかっこんで、トイレを済ませて再び出発。
トイレ休憩だけなら途中でちょこちょこあるのでそこだけはベトナムのツーリストバスよりはまし。

深夜過ぎにいきなり道がそれまでと変わり、まっすぐになる。辺りの歩道は整備され、交差点は
きれいに刈り込まれたラウンドアバウトになっている。もしやと思ったら予想通り、ここは
チャンディガルだった。世界に名を知られる建築家のル・コルビュジェが設計した計画都市だ。
世界的に見てもこのチャンディガルは成功した計画都市と言われており、それを見るために
この街を訪れる人も多い。もちろん物価が高いのでバックパッカーにはおおむね不評だが。。

ここを過ぎてしばらくしたころ、新しく乗ってきた痩せたインド人と車掌が何かしら言い合いを始めた。
どうしたのかと思っていたらいきなり車掌がその客を殴りつけ、何度も足蹴にした挙句にドアを
開けて外に放り出していた。言葉が分からないので何とも言いようがないがバスの車掌が
客を外に蹴り出すとは思わなかったので驚いた。
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by djsinx | 2009-07-15 22:11 | 旅の記録

インド旅情報 マナリ

マナリ情報
基本的にマナリと言えばニューマナリの事を指す。いわゆる新市街でバスステーションがあり、商店やインド人の避暑客、新婚旅行客が多く滞在している。ATMがあり、安い食堂なども多い。土産物屋もあるがインド人向けの店のほうが多い印象がある。旅行者がよく滞在するヴァシスト、オールドマナリへはリキシャスタンドからそれぞれ50Rsで行ける。どちらもバックパックを担いで歩くには少々遠い。


ヴァシスト情報

マナリから3km程の小さな村。温泉が湧いていてシヴァ寺院があるためインド人も多い。旅行者は日本人が多いと言われているが欧米人もたくさんいる。道端には植物が生い茂り、新婚のインド人夫婦が中睦まじく散歩している光景が微笑ましい。宿はシーズンにはかなり埋まるようなので注意が必要。

温泉はヴァシストの道路を登りきったどん詰まりの広場にある。木造のシヴァ寺院の入り口で靴を脱ぎ、中の男女別の温泉に入る。料金は無料で寺院へのドネーションだけ。

レストラン

ツーリストレストランが多いが、安い食堂もちょこちょこある。

Seven Space:
日本人が以前オーナーをしていたレストラン。古いチベット式家屋のベランダ部分が客席になっていて、日本食が色々食べられる。お好み焼き(60Rs)、日本定食(80Rs)等がある。日本人以外にも有名で、各国語が乱れ飛ぶのが面白い。

Sebbaba Cafe:
フランス人がオーナーをしている。谷が見渡せる絶景のカフェで、ベランダ席が気持ちがよい。中も座敷なのでゆっくりできる。本物のがレットが食べられる。夜には映画の上映をやっている日もあるようだ。上の階はチルスペースになっていて大きなテーブルを囲んでゆっくりできる。

ここではPC持込であれば音出しをすることはできるが恐らくダンスは不可能。ただ、システムの関係でベランダ席に音が響かない。追加システムを組んでベランダ席に音を飛ばせればベスト。

ベジバーガー屋:
正式名称は忘れた。温泉前の広場にある。ベジバーガー、オニオントマトチーズナンが美味しい。朝から晩までいつも誰か緩い顔をしてのんびりしている。

マナリからハリドワールへ

ニューマナリのバスステーションで直接ローカルバスのチケットを購入できる。午後3時発で15時間かそれ以上かかる。道はそれほど悪くはないがたまに工事中の場所はひどい。途中何度か休憩が入る。途中のバスステーション等で売られているスナックは作り置きの場合が多いので注意が必要。
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by djsinx | 2009-07-15 00:46 | 旅情報

Full Moon & Stars Chillout Party in Vashist

朝一でフライヤーを印刷し、Sebbaba Cafeに持ち込む。問題なくOKが出たので
その後は二人で路上で配り、準備を進める。

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夕方早めにお店に入り、ラップトップをセットする。サウンドシステムからの音は
問題なかったが、テラス席にはあまり聞こえない。部屋の中の席は問題ないため
そちらメインで音を充実させることにする。

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このヴァシストはラダックに比べて驚くほど日本人の旅人が多い。到着して
二日目だったにも拘らず多くの旅人に会い、この日も遊びに来てくれた。

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Junちゃんが一番手でゆっくりと音を出し、途中電源トラブルもあったものの
12時すぎまで音を出していた。

最後は従業員、オーナー、併設のゲストハウスのお客さんも交えてゆっくり。
ヴァシストでは間違いなく最高の音環境のカフェだった。またここで音を出すことを
硬く誓い、おやすみなさいを言う。
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by djsinX | 2009-07-08 15:42 | Partyの記録

Full Moon & Stars Chillout Party


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Full Moon & Stars Chillout Party

Date:
7th July
From 7:00 pm - To 11:30 pm

DJ:
sinX(Global Dat Mafia/Ten-Ring)
Jun(Ten-Ring)
from Japan

with Chillout, Electoronica, Ambient, Jazz, etc...
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by djsinX | 2009-07-07 08:23 | Party情報

レーからマナリへ 二日目

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朝5時半にがんばって目を覚まし、すぐに身支度をしてバス停に向かう。

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この日のマナリへのバスチケットは今朝6時に開くというバスステーションの
チケット売り場で手に入れなければならない。チケット売り場は既にインド人で
ごった返していた。押し寄せる彼らを押し返し、横から無理やり紙幣を突き出して
「マナリまで2枚!!」と叫ぶ。こうしなければチケットなど永遠に買えないのがインドだ。
遠慮なんてものは美徳でもなんでもない。日本人には最初は馴染みにくいかも
しれないが、基本的にシンプルだ。押しのけられても誰も怒らない。
ここはそういう国で、そういう文化だ。好むと好まざるとにかかわらず。

運悪く後ろのほうの席になってしまったが気にせず車窓を楽しむ。

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景色は昨日とは打って変わって緑にあふれている。高い山の中腹まで植物が駆け上る
ように生えている。雪解け水の滝はあちこちの崖から溢れて流れ落ちる。

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一度などは滝が朝の光を浴びて虹色に輝いていた。レーで見て以来の虹。
まだこの先進めというサインだ。

川は豊かに流れていてみずみずしくて美しい。集落が増え、人の服や家の作りも
ラダックとは違っている。増水した川の真ん中にタンクローリーが鎮座していた。

マナリのあるクルバレーへはもうひとつ峠を越える。草原の中、牛や馬や羊が
草を食むのを見ながら山を再び登る。交通量はさらに増えているように感じた。

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1時間程度の登坂の後、頂上に到着するとそこには観光客用と思われる乗馬用の馬が
たくさん繋がれていた。クルバレーの景色も一望で着て美しい。ここまで来ると
辺りは観光客のジープを含めてかなりの混雑。

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と、思いきやいきなり車がストップしてしまい、ただの渋滞でないことが分かる。
バスを降りて見てみると巨大な岩が道路の真ん中に転がっていてブルドーザーが
頑張って押しのけようとしている。どうしようかと思ったが、30分程度で岩を斜面に
豪快に転がり落として道路は復旧となった。バスは相変わらず譲り合いの精神など
一切持たずにぐちゃぐちゃに対向車で混雑している道路に果敢に突っ込む。

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その後のレストランエリアで休憩となったが、バスのタイヤはざっくりと割れていた。
無理をして路肩をぐいぐい攻めるからだ。言わんこっちゃないけれど別に何も
できることはないのでのんびり待つ。

休憩エリアの水溜りで涼む犬
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こちらもすぐに復旧して谷を降りる。昨日までラダックの紺屋に居たのが嘘のような
青々と茂る森が辺りに広がる。心地よい湿度と草木の青い匂い。よく知っている世界に
ゆっくりと着陸していくのを感じる。着陸先がマナリというのが素晴らしい。

トラブルはあったが午後3時頃に無事にマナリのバスステーションに到着。バスから
一歩降りた目の前にいきなり植物が群生していてびっくりした。

バックパックを抱えて歩いているとコブラ使いが美しい笛と太鼓の音でコブラを
躍らせているのを見かけた。なんともインドらしい歓迎だ。後にして思えば彼らは
かなり腕のいい使い手でコブラだけでなくパイソンも連れていた。いい感じだったので
写真を撮ってバクシーシを渡してリキシャスタンドに向かう。

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そこで偶然話したインド人がヴァシストでホームステイ的に泊まれるから来ないかと
誘ってくれたのでひとまずついていき、100Rsでいいと言われたので即刻そこに決めた。


翌日が満月で七夕だったのでもし音が出せたらいいなと思っていたので夕食ついでに
店を探す。Sebbaba Cafeという谷に面してとても景色がよく、ゆったりとした店を
見つけたのでそこで晩ご飯を食べ、話をするとOKの返事。突然ではあったが
次のPartyが決まった。
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by djsinx | 2009-07-07 08:10 | 旅の記録

レーからマナリへ 一日目

705



朝の4時にバス停までのタクシーを予約していたのでがんばって早起きをする。支度を終えて待っているとほぼ時間通りにタクシーがやってくる。値段は普段の倍ほどかかったがChangspa Rdの一番上からバス停までこの時間に歩く気にはならない。今日は何と言っても15時間の行程なのだ。

外はまだ真っ暗だったが、バス停には既に人が数人待っていた。ドアが開くのを待っているとツーリストも少しずつ集まってきた。夜が白み始める。4時半きっかりにバスのドアが開けられ、待っていた乗客たちは一斉に自分の席に着く。荷物を屋根に載せ、後は出発を待つばかり。

チケットの確認が終わると予定の5時を待たずにさっさと出発。長い道のりだからだろう。走り始めたころにようやく夜が明ける。Karuの先の小さな街で朝食の時間になる。街道沿いの、食堂と商店が並んでいるだけのような集落だ。ここでみんなチャイを飲み、この先の道に備える。

そしてバスはインダス川を渡り、ヒマラヤの山並みの中に入り込んでいく。曲がりくねった山の間を走り抜けると突然美しい村が現れる。

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羊を追う村人
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そして山と平原は続く
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昼前に世界第2位の峠に向かう。思ったより雪は多くなく、道も洪水になったりはしていない。景色が驚くほど美しい。まさにこれこそMiddle Of Nowhereにふさわしい。

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ツーリスト用のバスではないので峠で写真休憩などはなくあっさりと通り過ぎる。そして
崖っぷちの長い下り坂を何度もダンプカーやタンクローリーとすれすれですれ違いながら
降りてゆく。

やっと平地に着くとそこは見たこともない景色だった。

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澄み切った空気の中、はるか地平線の山並みまで続く平原。だけどそんな場所でも
ローカルの人々はバスを降り、何もない荒野に向けて歩き始める。きっとこれも
彼らにとっては当たり前の日常なのだろう。

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軽い休憩を挟んで平地をさらに進む。気がつけば道は轍となり、辺り一面を好き勝手に
車が走っている。そしてキャラバンも。

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そんな光景の中に時折点々と住居が見える。

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2時間近くそうした場所を走っていると突然目の前の地面が大きく落ち込み、巨大な
川が姿を現す。いったいどれくらいの深さなのだろう?全く見当がつかない。

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相変わらず交通は激しい。ぎりぎりのところでのすれ違いが続くがローカルバスは
どうやら立場が強いらしく絶対に引かない。クラクションを鳴らして強引に先に進む。
こういうところはさすがインドだ。

だが、この坂の途中でトラックが立ち往生してさすがにこちらも進めなくなる。

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目の前は美しい川が広がる。もうどうしようもないので景色を眺めながら復旧を待つ。
こういうところのトラブルは大体ある程度の時間がかかるがどうにかなる。

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その後、しばらく走るとヒマーチャルプラデーシュ州に入る。ここで簡単なパスポートの
チェックを受けることになる。万事問題なく終了。ここから最後の峠を抜けて今日の
目的地のKeylongへと向かう。ここまで来るとずいぶんと植物の量が増えている。

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そしてこの最後の峠、降水量の関係かやたらと雪が深い。激しく流れている雪解け水の
川を勢いよくばしゃばしゃと突っ切って走る。もちろん対向車は相変わらず激しい。

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峠を越えると半分凍った湖が現れる。

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その湖から流れ出る川と共に坂道を下り始めると、急にそれまでは存在しなかった低木が
姿を現す。その高さはどんどん高くなり、様々な植物が辺りに生い茂り始める。
ラダックを抜けた。まさにそう実感する瞬間だった。荒野は草原に変わり、農地が
見え始める。恐ろしいほど深い谷を越えた傾斜地にも畑がある。どうやってそこまで
行くのかと気が遠くなるほどだった。

辺りは夕方の光に包まれ、山に囲まれたこのエリアではあっという間に薄暗くなる。
山を下りきった村で最後の休憩をし、ほぼ真っ暗となって街灯なんてどこにもない
崖っぷちの細道を大型車とすれ違いつつ先を目指す。

そして予定より少し遅れた20時過ぎ、ようやくバスは目的地のKeylongにたどり着いた。
客引きが大勢集まり、その中から安い宿を選ぶ。結局バス・トイレ別の250Rsの部屋に
宿泊。バス停が目の前なのはとてもよかった。
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by djsinx | 2009-07-06 17:48 | 旅の記録