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Darwin到着

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本当はもっと長居をしたかったけれど毎週日曜日にはDarwin最大のMarketである
Mindil Sunset Marketが開かれ、Junちゃんがそこでの出店を考えていたため
一泊だけで目的地のDarwinに向けて北上する。

ガタガタ道を抜けて舗装路に出てすぐにすれ違ったダンプカーからこぼれた小石で
フロントガラスにひびが入ってしまった。Bullshit。小さかったのでそのまま進むことに。

途中一度給油と休憩を挟んでStuart Hwyをひたすら走る。途中左手にParty会場の
Litchfield NPに向かう分かれ道を見る。だけどここに来るのはもう少しだけ先の話。
道が徐々に広く、整備されてくる。相変わらずロードトレインは走っている。

Berry springsへの分かれ道を過ぎた辺りからもう荒野の雰囲気はない。
乾燥した大地だけれど走っている車も乗用車が増え、郊外の匂いがする。
キャトルステーションがあり、ここがドナドナトレインの終着地のようだ。
ものすごい数の牛が集められている。

さらに走ると大きなWoolworthがあり、bedtownのParmarstonの
建売の味気ない住宅街が塀越しに見える。この辺りにはあちこちに
WWⅡ関連の場所があり、旧日本軍が空爆した唯一のAustraliaの都市であることを
思い出させる。

そしてそこからまだしばらく広い道を走る。道の両側はぽつぽつと自動車整備所や
店舗が立ち、すぐそばに飛行場があることからすぐ上空を旅客機が離着陸していく。
Stuart Hwyからだととてもいい角度で美しく見えるのが面白い。そして狼煙のように
上がるBush fireの煙が遠くに見えた。

この日はひとまず手近な所に宿を取ろうとCityに近いCaravan Parkに入る。
そして時間が遅くなりそうだったのでチェックインを済ませてすぐに市内に向かう。

高架の下をくぐると本格的に街に入っていく。両側にぎっしりと店が並び、その先には
高層ビルも見えた。Hwyの終着地点のRoundaboutを回ってなんだかあっさり
だったけれど目的地到着。

そこからさらに北にあるMindil Beachに車を向かわせる。
何度か道に迷いながらカジノの横を抜けるとそこには巨大な駐車場があり
既に大量の車で埋まっていた。入り口を探すのが難しくて大回りして停車する場所を
見つける。

そしてMindil Market。これほど他のどことも比べようのないMarketは見たことがない。
アジアが近いためインドネシアやマレーシアを始めとしたエスニックな屋台が立ち並び、
フルーツシェイクやクロコダイルの肉が食べられるユニークな店もある。そして
数々の個性的な店が所狭しとひしめき合っている。いくつものステージではLiveが
頻繁に行われ、ファイアーショー等のエンターテインメントも盛りだくさん。
Baskingをしているミュージシャンもいれば子供用の大きな遊具のコーナーもある。
ツアー客がテーブルを囲む横で芝生でくつろぐカップルや家族連れ、友達同士の
グループからバックパッカーまで本当にいろんな人たちが集っている。

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そしてMarketの目の前のBeachから本当に美しいSunsetを見ることができる。
みんなこの時間はBeachに集まって息を呑むような真っ赤な夕日に見とれる。
ここではお酒の販売はないが持ち込みは自由。ゆっくりとビールやワインを
飲んでいる人がたくさんいる。

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その後は思い思いにMarketの雰囲気を味わいながら食べたり買ったり遊んだり。
どれだけいても飽きることのない、旅と異国の雰囲気の交じり合った独特な場所だ。

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そしてここで思いもかけない再会があった。Nimbinで一緒に働いていた
フランス人のカップル、YanickとElodieに再会したのだ。全くもってこれは
予期していなかった。彼らはバリに一度渡った後、戻ってきて南に向かうと
聞いていたのでまさかこの時期にここにいて再び会えるとは。

しかも話を聞いていると彼らは今回のPartyのオーガナイザー達とも
親しくなっていた。そこでメンバーの一人のBefを紹介してもらう。
彼はファイアーパフォーマンスのグッズを扱う店を出店していた。

遅くまで食べたり遊んだりして興奮気味のまま宿に戻り就寝。
この時はまだ長い滞在になるとは予想していなかった。
by djsinX | 2008-08-11 01:35 | 旅の記録
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