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アポカリプスナウ

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Junちゃんが取材をするので俺は一人で昼間はゆっくりしている。バスのチケットも押さえたので問題はない。以前余り歩いていなかったデタム通り周辺をうろつく。ローカルマーケットがあり、少しゆっくりしたカフェや食堂がある。宿も点在している。旅人は若い子とツーリスト風の年配者が多い。なんとなく活気に押される感じだ。

夕方に二人でロンプラに載っていたアポカリプスナウという、ベトナム国内としては大胆な名前のクラブに遊びに行くことにする。

ベンタン市場の前を通ってもうひとつのツーリストエリアまで歩く。賑やかなところがあり、静かなところがある。やがて辺りが賑やかになってきて、当のクラブに到着した。

クロークでかばんを預け、身軽になって中に入ると、中ではちょっと地味目なDJがテクノとハウスの間のどこかに位置するであろう音をかけている。お客さんはもうそれなりには入っている。遊びに来ているのは大学生くらいのベトナム人のグループと、不良外国人、それにそういう不良外国人が好きなケバいベトナム人のギャルたちだ。大学生達は彼らの中のグループで盛り上がり、不良外国人とギャルたちはもう最初っからいちゃいちゃしっぱなしだ。とても分かりやすくてよい。

トラベラーも少ないし、シャンティな雰囲気があるわけでもない。DJがしばらくがんばっていたのでそれを見物して辺りを冷やかして2時間もしないで帰る。久しぶりに別世界を見た感じだ。

帰りは酔いを醒ましながら散歩をして帰る。いよいよ明日はカンボジアだ。
by djsinx | 2009-03-11 19:46 | Partyの記録
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