プリーとコナーラク

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プリーに朝のバスで向かう。思ったよりも時間はかかる。2時間程度でプリーのバスステーションへ。まずは目的のジャガンナート寺院に向かう。ヒンドゥー教徒以外は立ち入り禁止だけれど外からだけでも見たいと思っていた。

リキシャはすぐに見つかる。驚くほど広い道を進んでいくと、遠くにピンク色の巨大な尖塔が見える。コーラプートで見たものよりも遥かに大きいが、間違いない、あれがジャガンナート寺院だ。近づくと辺りには出店が並び、巡礼者がひしめき合っている。乞食がバクシーシをねだりに来て、近くの店の店主が屋上から寺院を見ないかと誘ってくる。

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太陽が照りつけ、海際の湿気がじっとりと身体を包み込む。巨大な尖塔を見ながら寺院の周りを一周する。内陸から来ると空気が全然違って感じる。色とりどりのサリーや順礼服のインド人達が歩いている。外国人の姿はほとんど見えない。ここはヒンドゥーのための場所だ。騒がしい正門前に戻り、そこから海を目指す。

参道を通り、地図を目安にビーチを目指す。日差しはさらに強くなる。15分ほど迷いながら歩くと大きな駐車場が見え、その先にベンガル湾が姿を見せた。ビーチはインド人達で埋まっている。歓声が聞こえる。波打ち際で巡礼者達が戯れているのが見える。楽しんでいる時の彼らはとても無邪気だ。家族や親戚で来ているのだろうか、子供からお年寄りまで一緒に海を満喫しているのがとても微笑ましい。記念撮影のための馬もいて人々の注目を浴びていた。

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しばらくしてから有名なツーリストエリアに向かってみる。街がとても広くて歩くのは大変。仕方なく途中でリキシャをつかまえるが、あまりよく分かっていない。なんとなくそのエリアで停まってみるけれど、不思議なことに全然活気がない。特に面白そうなものもない。期待して食べたフィッシュターリーも正直いまいちだし、そのエリアでビーチに出たら物売りがしつこすぎてゆっくりもできない。何故ここがこんなに有名なのか理解できないのでさっさとコナーラクに行くことにする。

バスステーションに戻って小さなバスでコナーラクを目指す。ぎゅうぎゅうのところに乗り込んだので大変。屋根が低いのでまっすぐ立つこともできない。30分もかからなそうな話だったけれど、乗り降りが多くてかなり時間がかかる。結構腰と背中が辛い。ようやく到着する頃には暑さもあってかなりへとへと。

人の流れに沿ってスーリヤマンディール、太陽寺院へと向かう。チケット売り場に行ったら係のおっちゃんに髭を気に入られた。「いい髭だな。どうやってそれは毎日ケアしているんだ?」と聞いてくる。

「いや、別に普通に伸ばしていらないところを剃ってるだけだ。簡単だよ。」

「そうかそうか、で、どこから来たんだ?日本か、いい国だな。」

後ろに人が並んでいるのに話に夢中だ。待ちきれなくなったおばちゃんがむりむりと体を押し込んできて会話は終了。みんなマイペースだ。奥に進むとアンコールワットを思い出させるような巨石作りの神殿が目の前に見えてくる。インド人観光客だらけだ。近づくと思ったよりも大きい。太陽が輿に載って空を翔るというヒンドゥー教の神話を再現している。神殿自体がその輿なのだ。側面についた車輪は大迫力だ。写真を撮っている人が大勢いる。細かく施された彫刻は美しい。改修中のところもあるが、基本的にはそのままの状態で見ることができる。

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ある一面にはエロティックな、カジュラホにありそうな彫刻が彫られている。体位、シチュエーション共になかなかバラエティに富んでいて見ていて飽きない。人間業とは思えないものも多いのがポイントだ。さすがインド。

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近寄ってみてみると…よくある体位だけれどなかなか見ないアングル
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夕方にバスステーションからブバネシュワール行きのバスをつかまえる。始発に最初に乗り込んでいい場所を取れる。さすがに日差しがきつくて大変だった。1時間半ほどで元のバス停に到着。翌日移動なので早めに休む。
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by djsinx | 2010-01-31 16:46 | 旅の記録
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