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ヴァラナシへ再び。

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朝一でくそったれな宿を出て駅に向かう。途中のドーサ屋で朝食を食べる。久しぶりに人間らしい食べ物を口にした気がする。特大サイズでとても美味しい。そのまま駅に向かってチケットを買う。当日券だからジェネラルしかないと言われる。まあ仕方がない。May I Help You?のカウンターでヴァラナシに向かう電車を聞くと10時半に急行があるからそれに乗るといい。チケットはそれで…うん、まあ大丈夫。ということだった。適当だなあと思いつつも何とかなるだろうと思ってホームで列車を待ち、来たところに早速乗り込む。車掌に言ってチケットのアップグレードをしてもらえばいいと思って空いている席に適当に座る。

それでも途中で当該座席の人が来たりするのでちょこちょこ動く。車掌早く来いと思うときに限ってなかなか来ない。人が増えてきて、仕方がないから立ってるかと思った頃にようやく車掌が現れる。チケットを寝台にアップグレードしてくれと頼むと、やれやれと困った顔をして別の車両に案内してくれる。お金はいいからここに座ってなということだった。ありがたい。どうも周りの席の人もみんな正規のチケットは持っていないようで詰めながら座っていた。

快適に過ごして5時半頃に列車はガンガーに差し掛かる。夕焼けにピンク色に染まった川と街の向こうに夕陽がゆっくり沈んでいくのが鉄橋越しに見える。またこの街に帰ってきた。ヴァラナシだった。

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中央駅に列車が止まり、懐かしい匂いがする。駅を出てプリペイドのオートリキシャに乗ってアッシーガートに向かう。今回は短いから別の場所で過ごしてみることにしたのだ。ガートの傍で降りて友達のいる宿に向かってみたが人の気配がなかったので適当に他を当たる。奥まった宿が居心地がよかったのでそこに決定。夜は話に聞いていたカルキレストランに食べに行ってゆっくりする。こっちは思ったより全然寒い。もしかしたらカトマンドゥ並みなんじゃないだろうかと思うほどだった。
by djsinx | 2010-01-12 15:38 | 旅の記録
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