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Isotopia Music Festival

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Darwinを金曜日の朝に出発する。Woolyで食料と水とビールを大量に買い込み、長旅に備える。恐らく今回も三泊四日にはなるはずだったし、なにより今回はKabuki Flowerとして出店もする。ビーガンベジのKabuki Curryのための材料も吟味して買い込む。もちろん氷も忘れない。

数日前に来た道をまた戻る。100km程でLitchfield NP行きの道にそれて、奥を目指す。いくつかの滝の看板を見ながら道を確認する。結構乾いた感じではあるが、それでもOutbackを抜けた後だと緑に見える。シロアリの蟻塚を見てさらに先を急ぐ。不思議な光景があちこちに見える。

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有名なWangi Fallを過ぎて会場が近づく。右手にキャンプ場が見えて、なんだかソレっぽいので当たりをつけて入ってみると正解。前回のMindil Marketで会ったBefが入り口にいて案内してくれる。奥のほうは日陰も多く、落ち着いた雰囲気だ。DJと出店なので一番奥のFloor近くまで車で入って設営させてくれる。オーガナイザーのJonnoとSiと会って話をする。出番は土曜日の昼過ぎのようだ。とりあえず場所を決めて設営を済ませ、カレーの仕込をする。Junちゃんは作品を並べて売り始める。YanikとElodieが遊びに来てゆっくりしていく。そしてNimbinで一緒にスタッフをやっていた日本人の友達も遠路はるばるここまで遊びに来ていた。

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ちなみに夕方スタートの予定が音はなかなか出ない。見るからに緩いPartyなのでそんな感じだろうと思いながらゆるっと過ごす。音が出始めたのはもう真っ暗になってから。ゆっくりと始めって徐々に上げる。いい感じにカレーも売れてFloorも近いので車のところでずっと音で遊ぶ。一通りカレーを売り切って打ち切りにし、Floorで少し遊んで就寝。気がつくと午前5時頃には音も止まってしんとしている。なんて緩いPartyだ。

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朝9時頃から再び音が始まる。基本的に緩め。カレーの第二段の準備をしながら出番を待つ。時間になってFloorに行ってみると結構踊っている人がいるが、気にせずChilloutにする。若いガキが文句を言ってくるが完全に無視する。結構しつこいので睨み付けて追い払う。外国のPartyだとこの手のうざいガキはどこにでもいるようだ。どこかに四つ打ちの鳴っているFloorがあればいいのかもしれないがここはFloorは一つだけ。オーガナイザーもChillがいいと言っていたので再び無視。

Floorはかなりいい感じにゆるゆると踊っている。N.Tの人は基本的にこの手の緩いのりは好きのようだ。フランス人を始め、世界各地から集まった旅人たちも大勢いる。年齢層はどちらかというと高めだがYanik達のように若い子も大勢いる。ここまで流れ着くタイプの人は面白い人が多い。

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プレイが終わるとあちこちから声をかけていただく。反応があるのはとても嬉しい。みんな暑いからと滝に泳ぎに行っていたがさすがにそこまで歩く気分ではなかったのでさらにゆっくりとする。どうやらFloorのすぐ側がもう国立公園エリアで滝は公園の真っ只中らしい。カレーを売りながら夕方から始まったLiveを聞く。

Mindilで大人気だったEMDEEも夜遅めの時間にLiveをやって大盛り上がりだった。そしてその後は四つ打ちの時間が開始。もうこうなったら止まりようがない。それがAustralian Standard。踊ろうかとも思ったが、翌未明に部分月食が見られるのでとりあえず一休み。

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時間通りに目を覚まし、車の外に出る。訳の分からなくなった白人がうろうろしていて車の中に入り込んでこようとするので軽く追っ払う。まあ訳わかんないのはしょうがないけどだからって入られるわけにはいかない。気にせずFloorの音を聞きながら月を眺める。Floorの人は少ないが音は続いているしみんな踊ってる。月がいい感じに欠けてくるとうろうろしながら月を眺めている。徐々に欠け幅は大きくなり、みんなカメラでがんばって撮ろうとしてみるが残念ながら暗すぎるようだった。知ってる人だけ見に来てるこのゆるい感じがまたよい。

夜が白み、月が沈んで来たので再び眠ることにする。どう考えてもこの日の夜まで音が出ているだろうことはさすがに経験から学んだので。

そして暑さでお昼前に目が覚める。さすがにいられない感じだったのでみんな行っていた滝に泳ぎに行くことにする。Floorのすぐそばにも泳げるポイントはあったがやはり飛び込んで遊べる滝がよかったので20分ほどの道のりを歩く。道は分かりやすく、人もうろうろしていたので迷わない。途中でも気持ちよさそうな場所はあったが滝は先のようなのでひたすら歩く。緑が深くてとにかく美しい。

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そして人の声が聞こえて目の前が開けるとそこはきれいな滝!!

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とりあえず水着になって飛び込む。これがとても冷たくて気持ちいい。ふらふらだった頭が一瞬でしゃきっとなる。まさに求めていた清涼感だった。しばらく泳いでは岸辺の浅瀬で涼み、体が冷えたら滝の上の別れ滝になっている岩の上で甲羅干しをする。

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この辺りの溜まっている水はちょっと温かくてそれも心地いい。暑くなったらまた下の滝で泳ぐ。

人が増えてきたので退散して戻るとFloorはずいぶんいい感じに煮えてきている。水が撒かれ、Floor前方はもうドロドロ。そんなところでみんな激しく踊っている。とりあえずがしがし踊る感じじゃなかったので後ろの方で踊りながら鑑賞。

その後Mindilでお店をやっていたLouiseという女の子と彼氏のDJ Colinが到着していてばったり会う。Mindilで聞いていた通りDouglas Springsにゆっくりしに行ってその帰りにPlayしに寄ったそうだ。Colinの出番は6時ごろかららしい。

そして出番が始まるとすっげえ音でFloorは大煮え。こんなの滅多に見られない。



Yanik達がN.Tで一番すごかったと言うのもものすごくうなずける。このまま夜中までColinの独演は続き、最後を待たずに眠ってしまった。まだこの時はColin達とこの後ずっと絡むことになるとは思ってもいなかった。

そして翌日、挨拶をしてYanik、Elodieと一緒にLitchfield NPの名所を回ることにする。
by djsinx | 2008-08-18 11:51 | Partyの記録
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