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チネイザン講習 五日目

チネイザンの講習も最終日。最初から最後まで全行程をチェックする。

今日のパートナーはソウだった。まずは自分が施術したが、
とにかく人間の体は一人一人違うということを再認識させられる。
骨や肉の形、付き方、硬さから始まり内蔵の状態まで。

マッサージをして硬さを感じる場所、表情が変わる場所も違う。
ほとんど力を入れていなくても耐えられない場所もあるようだった。
常にクライアントの表情と体の反応を見ながら勧める。

これから行う過程を言葉で説明し、コミュニケーションを絶やさず、
リズムを持ちながらもリラックスできる合間を入れていく。
やはりこれはただのマッサージで終わるものではない。むしろ
終わらせては意味がないし危険も伴うのだろう。体への働きかけを
大きく取り入れたセッションというか。。

やはり施術ペースなど改善点は多かったがソウも何かしら感じるところが
あってくれたようでそれはよかった。


その後入れ替わって施術を受ける。誰かの練習台になるというのも
物事を習う際には非常に有益だ。全般的に痛みは軽減されてきていて
施術を受けている間の呼吸もスムーズになってきた。それでもやはり
痛いところは痛い。だが不思議なことに途中で意識が何度かフェードアウト
してしまった。とてつもない眠気が急に襲ってきたり夢の断片のような
ヴィジョンが目の前に広がったり。結構痛いのにも関わらずだ。
昨晩多少友人と飲み食いもしてはいたが睡眠も多めに取ってはいたので
とても不思議だった。Junちゃんも同じような状態になっていたらしい。

そして全て受け終わった時には結構頭がぐるんぐるんになっていた。
起き上がれなくてしばし施術台の上で呼吸を整える。

最後に終了前の胸部と足へのマッサージを教えてもらって終了。
この辺りはタイマッサージと同じだという。


終わった後に話をしているとソウもサティアムもいつもと違って弁舌が
かなりするどくエキサイトしていた。ソウは働いているにもかかわらず
タオガーデンは悪くはないけどお金取りすぎだしチネイザンはここで
習った方がしっかり学べると言っていた。どうやらタオガーデンでは
ここのところカリキュラムが変わっていくつもコースを受講(高い!)
しないと全て学び終えられないようになっているそうだ。『認証』が
欲しい人だけ行けばいいんじゃない?と結構辛辣だった。


そんなこんなでチネイザンのコースをひとまず修了。この後少なくとも
50人に対して練習してから仕事にするようにとの先生からのお達しを
いただいた。誰にでもできることじゃないから先は長いけど必要な人には
必要なものだとも感じる。この先が楽しみだ。
by djsinx | 2009-05-09 09:56 | 旅の記録
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