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ラオス旅情報 メコン下り、ルアンパバン、ヴァンヴィエン

フェイサイ

タイへの玄関口のためかそれなりに発展しており宿も食堂もある。ATMもあるのでここでキップを引き出してもよい。スローボートはルアンパバンまで1000B程度。どこでどうアレンジするかだったり為替の状況で恐らく値段は若干変わる。というか刻々と上がり続けているようだ。ルアンナムターへのバスもあり、9時間程度掛かるようだが今はもう道が舗装されたので昔のようなひどいことにはならないらしい。

フェイサイからパクベンへ

スローボートで6時間程度。朝11時半発。一本だけのようなのでタイから陸路で渡る際にはこれに間に合わせるように渡った方がよい。日によってはツーリストでぎゅうぎゅう詰めになる。座布団を買っている(もしくはレンタル?)人が大勢いたが正解。船内でお菓子や水、ビールなどは買えるが乗る前にサンドイッチ等買っておいた方が無難。


パクベン

10年前と比べてレストランもゲストハウスも非常に増えた。宿は一部屋20000kipから。食事もラオス料理と西洋料理に加えてインド料理の店もでき、コーヒーもちゃんと飲める。ATMやネットカフェはさすがにない。街を歩いているとなにやら声をかけてくる人がいるのは健在だった。ここからはウドムサイ行きのバスが出ている。5時間程度でやはり舗装もされているようだ。

パクベンからルアンパバンへ。

スローボートで8時間程度。朝9時発。パクベンの宿やレストランではスローボート用にサンドイッチ等のメニューをテイクアウトさせてくれるので便利。席取り合戦になるので早起きして早めに船に乗り込んだほうがよい。メコンの川幅もパクベンまでより広くなり、村が点在していたり山羊や水牛が水浴びをしていたりする。ルアンパバンでは王宮の裏手の船着場に到着する。宿の多いエリアには若干歩く必要がある。


ルアンパバン

世界遺産に指定されたラオスの古都。フランス占領時代の街並みとラーンサーン王朝時代の寺院等が美しい。プーシーの丘からメコンの向こうに沈んでゆく夕陽を見るのはお約束。街が一望でき、山並みも美しい。また、朝6時半過ぎには街にあるお寺のお坊さん達が托鉢に訪れる。信者の人々がお供えをしている光景が見られるが最近は観光客が多すぎ、またマナーの悪さも問題になっているようだ。

丘の下のメインロードには毎晩大きな土産物マーケットが出る。ラオスの特産品や少数民族の工芸品が並ぶが質のいいものや面白いものが多い。メインロードのレストランはツーリスト向けの西洋料理中心のものが多い。また、マーケット付近に屋台が数多く出ており、そこでは様々なラオス料理を食べることができる。メコン沿いの道にもレストランや屋台は出ている。

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世界遺産効果で宿もレストランも多いが「世界遺産を見に来たツーリスト」向けの価格設定だったりするので全体的に高め。安宿は中心付近で最低ラインが10ドル前後となっている。
安い宿から埋まっていくのでルアンパバンにむけて移動する際は極力早めの時間帯に到着できるようにした方がよい。スローボートなどでやむを得ず夕方到着となる場合はとにかく一泊して翌朝探す方が効率的。ラオスの陸路移動は朝早い場合が多いので朝8時頃に探して回るとちょこちょこ空いている。

カオソイ:
チェンマイのカオソイとは名前は同じだけれど全く別物。肉味噌を入れたヌードルスープでたっぷりのミントやバジルを加えて食べる。フレッシュで美味しい。


ルアンパバンからヴァンヴィエンへ

南バスステーションからローカルバスで6時間程度。日に何本かある。値段は85000kipだったがこの辺りの値段も日々上がり続けると思われる。乗ったのはヒュンダイの新しいバスで基本的に快適。古いのが当たる可能性も十分あり。どちらにせよ山道が続くので酔い止めは飲んでおいたほうがいい。ラオス人は結構吐いている人あり。ローカルの場合はトイレ休憩は少ない上に一回目は野ションな可能性大なので水分摂取も程ほどに。ヴァンヴィエンのちょっと手前のカーシーで一度昼食休憩が入る。


ヴァンヴィエン

言わずと知れた景勝地。中国の桂林を思わせる石灰岩の美しい山々が見所。街の横を流れる美しいナムソンという川でのカヤック、チュービングが人気。近隣の少数民族の村を訪ねたり洞窟探検したりサイクリングをしたりと欧米人好みのアクティブなツアーが並び、老夫婦だったり20歳前後のキッズだったりが思い思いにツアーに参加して遊んでいる。

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街の雰囲気は正直賑やか過ぎるほど賑やかで、かつてのヒッピーの隠れ家のようなイメージは既にない。でも実はよくよく探すとひっそりと分かる人だけに分かるように示されている。ともあれこの街の好き嫌いは人によって如実に分かれるだろうと思われる。
by djsinx | 2009-03-13 15:26 | 旅情報
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