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音が楽しければ音楽

音は音であるけれどその鑑賞者がその音を楽しめばそれは音楽となる。
赤ん坊の泣き声が天使の歌と呼ばれるのはまさにそうした理由だ。

今ここからはいろいろな音が聞こえる。谷を渡る風のざわめき、木々が風を受けて
なびく音。谷底を流れる小川の水音は絶えず響きあがる。時折虫が飛んできて
その羽音を響かせる。谷の家々では子供達が遊んでいる声が聞こえる。スペイン語、
英語、その他のはしゃぐ声。後ろの陽だまりで私と同じようにwi-fiをしているカップルの
話し声。イギリス訛りの英語だ。

暖かい太陽の下で、私はその音を美しいと感じ、その音は音楽となる。


音の道具というコンセプトは面白い。基本的に風鈴だと、という突っ込みはもういい。
楽しむこころなのだ。美しい音が鳴り、「その音を楽しむ」ことが心に浮かぶとき、
その人は自然と一つの音楽を作り出していると言える。外界の音が耳に届き、
その人の中だけに流れる音楽だ。

音楽は実際にはそういうものなのかもしれない。でも、様々な音楽が完成品として
提示されていく中で、我々は多くその文脈の中で音楽と触れることになる。
それがそうした音楽の美しさを損ねることになるとは思わないけれど、
外在せず、自分の中で喜び、楽しみとともに作り上げられていく音楽というものは
もっと、別の場所に響くことになるのではないだろうか。

これは理論ではない、単なる予感だ。

--以下引用--

音色にうっとり、まったく新しい音の道具「優凜」(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース

気分転換などに「音楽」を聴く人は多いだろうが、あえて何かの「音」を聴く人はあまりいないのでは? 

暮らしのなかで、モノが奏でる音にそっと耳を傾ける――。そんなシンプルな時間を作りたくなる展示会、「暮らしの中で優しい音を楽しむ 優凜(ゆうりん)」が今月15日から原宿のセレクトショップ「AssistOn」で開催されている。

「優凜」とは、これまでにないまったく新しいかたちの音のプロダクト。楽器でもなければ、単なる置物でもない。富山県高岡市の株式会社山口久乗による伝統的な鋳物技術に、デザイナーの磯野梨影氏とスワミヤ氏のセンスを取り込んで完成させた、音を楽しむための道具である。

ラインナップは全4種。コマのように回して音を鳴らす「まわりん」、ドアにつけて開閉のたびに音を楽しむ「どありん」、指でそっと傾けて鳴らす小鳥の形の「ことりん」、持ち上げて手元で音を聴く「てのりん」。どれも見ているだけでほっこり和む愛嬌のあるフォルムで、リビングや玄関、机などに置くのに、ちょうどよいサイズだ。

私も実際に店頭で鳴らしてみたのだが、想像以上に美しい音色に驚いた。透明で優しく、それでいてどこか凛とした耳触り。優しい余韻が耳に心地よく響く。種類によって音が違うだけでなく、振り方や回し方で微妙な音のちがいが生まれるのも面白いところ。ただ、それゆえにデザインと音のクオリティの両立には苦労も多かったようだ。
「山口久乗の製品は高岡駅の発車のベルや学校のチャイムにも使われ、音の美しさには定評がありました。そんな音色を家でも気軽に楽しんでもらおうと、日常の生活に溶け込みやすい形や音に工夫されています。いろいろなシーンで、いろいろな鳴らし方で楽しんでほしいですね」
とAssistOnの大野さん。

9月に開催された第70回東京インターナショナル・ギフト・ショーのアクティブデザイン&クラフト・アワードコンテストでは大賞も受賞しており、一般の人へのお披露目はこの展示会が初めてとなる。
「会期中はすべての作品に触っていただけるので、ぜひ店頭で感触や音の鳴り方を確かめてみてください。音の違いを聴き比べるのも楽しいですよ」
すでに多くの人が店を訪れ、その音色を楽しんでいる様子。引っ越し祝いや結婚祝いなど、ギフトとして購入する人も多いそうだ。

高い音、低い音、かわいい音、美しい音……。いろいろな音に出会える展示会。会期は10月28日(木)までです。
(古屋江美子)
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by djsinx | 2010-10-25 00:59 | News