<   2008年 08月 ( 18 )   > この月の画像一覧

Casuarina Nudist Beach

Darwinには面白いことに州公認のNudist Beachがある。それはDarwinの北にある高級住宅街、Casuarinaの奥。駐車場から500m程歩いた場所だ。普通こういった場所は愛好家の間でひっそりと形作られるものだと思っていたが、さすがAustraliaのNorthern Teritoryともなれば話は違うようだ。

c0140612_13512890.jpg


二人で行ってみるとそこそこ人はいる。一人で来ている男性が結構多かったが、カップルもいれば可愛い女の子の二人組みまでいた。

ここは残念ながらNudist Beachの外。でもBeachの感じは同じ。
c0140612_13532712.jpg


帰りにその女の子二人組みの車がトラブったらしく、修理器具があったら貸してと頼まれる。結局他にも人がいて何とか修理できたようだった。しかし自分でさくっとスペアタイヤに取り替えられるオージー女子はたくましいしかっこいい。でもさっきまで素っ裸だった女の子に話しかけられるのはなんだか照れくさかった。まだNudist Beachに慣れていないからだろう。
[PR]
by djsinx | 2008-08-31 13:48 | 旅の記録

Darwin Festival

毎年8月の後半はDarwinで大きなfestivalが開かれる。2週間ほどそのお祭騒ぎは続き、市内の各所で様々な催し物が行われる。Liveから演劇、図書館での講和まで様々だ。

お気に入りはBotanical Gardenで、ここには毎晩多くの屋台が出て(どれも美味しい)、会場に入らなくても外でLiveが大音量で楽しめる。芝生が多く、たくさんのDarwinっ子がご飯を食べてビールを飲みながら(ここでは買える!)音楽と美しいデコレーションを楽しんでいる。

c0140612_13405355.jpg


c0140612_1341388.jpg
c0140612_13415685.jpg


c0140612_13422013.jpg


そしてクライマックスの一つとして無料で観覧できた「Strange Fruits」というPerformanceは本当に圧巻だった。とてもAustralia的だったが、それが素晴らしい形で昇華されていたと感じた。

c0140612_13462729.jpg

[PR]
by djsinx | 2008-08-30 13:36 | 旅の記録

Bush Fireの顛末。Haward Springsへ

825

昨日のBush Fireのことが気になったので出発する時に見に行ってみることにする。煙もなく臭いももうしない。燃えていた場所まで行ってみると…

c0140612_326182.jpg


微妙にくすぶっている場所はあったけれどほぼ鎮火。昨日の二人が言っていたように、緑の生えている草のところでちゃんと止まっていた。幹は焼けたけれどユーカリも大体そのまま立っていた。さすがだ。

そこからはDarwinに車を走らせる。途中でMamkara湿原に立ち寄る。ここは乾季は野鳥の宝庫として知られている。雨季は完全に水没し、ここで漁を行おうとするアボリジニ達はMillions and millions mosquitosに悩まされるという。数日前の無料Camp siteを思い出して苦笑する。

c0140612_3295737.jpg


c0140612_3301957.jpg



夕方前にDarwin付近に戻ってくるが、さすがにそのまま街に戻るには自然の中での生活が長すぎたため、Darwin近くの温泉、Haward Springsに向かうことにする。

だが、なんとこの温泉、少し前に有害な菌が検出されたとのことで前面遊泳禁止になってしまっていた。残念だったが無理して泳ぐ感じでもなかったので近くのCaravan Parkへ。ここでとりあえず2泊する。
[PR]
by djsinx | 2008-08-26 03:23 | 旅の記録

Kakaduへの帰還。そしてBush Fire

824

目が覚めるとようやく朝になったところ。暖かかったからか外に簡易テントを出したり寝袋だけで寝ている人も多かった。気持ちがよかったからもうしばらくいたかったが、潮位も気になったので早めの時間に出発する。

c0140612_2295441.jpg


c0140612_2443895.jpg


もと来た道を戻り、再び人食いワニの川へ。これが別の世界への入り口だったのだ。

ざぶざぶざぶざぶ。

そしてKakaduに戻る。さっきまでのことがまるで夢の中のことのようだ。二人とも呆然としてしまい、この日は雰囲気のよかったMerlに泊まり、翌日Darwinに向かうことにする。昼間はキャンプ場でゆっくりと食事を作ったりして過ごす。まだ体がどこかふわふわとしているようだった。

夕方から川沿いに散歩に出かける。昼間からなんだか煙い臭いがたまにしていたのだが、川沿いまで来た時にその理由が判明した。すぐそばから黒煙が上がり、灰がちらほらと降り注いでいた。

c0140612_250463.jpg


そしてその方向に向かって歩いていくと、行く手に赤い火の手が見えた。

c0140612_2544892.jpg


ぱっと見激しくは燃えていなかったが少し風が吹くと急に火の手が大きくなる。

c0140612_2561397.jpg


火に見入っていると前方から白人とアボリジニのおばさんが歩いてくる。白人女性はJabiruで働いているということだった。アボリジニの女性を案内してこの辺を回っているのだという。Bush Fireを見ると「ずいぶん威勢良く燃えてるわね。」と写真を撮っていたが、危険じゃないかと聞くと、「この緑の草のところで止まるから大丈夫よ。」と大して気にも留めていなかった。二人が去った後も火の手は大きくなる。

c0140612_2585240.jpg


c0140612_2593822.jpg


もし資料館でKakaduのBush Fireについてちゃんと知らずにこれを見たらきっと慌ててレスキューにでも連絡していたかもしれない。でも間違いなくこれこそが毎年繰り返されるKakaduの森と生態系の営みだった。この焼けた土が新たな森の豊かな苗床になるのだ。

上空では火から逃げ出した虫を探して鳥たちが集まってきている。普段は火を恐れるとされる野生動物が火事の真ん中を飛び交っては食事をしているのだ。



常識なんてものはこんなにもあっけなく崩れるものだった。興奮も冷めやらぬままCamp siteに戻る。
遠くにたなびく煙を見ながら食事をして早めに就寝。
[PR]
by djsinx | 2008-08-25 02:18 | 旅の記録

Arnhemland、GunbaranyaのOpen Dayへ

823

朝早起きしてしっかり朝食を取り、Arnhemlandに向かう。昨日よりはずいぶん水面は低く、渡りやすそうだ。他の車も渡っているのを見て意を決して渡ることにする。

ざぶざぶざぶざぶ。

何とか立ち往生せずに向こう岸まで辿り着く。わずか20秒ほどだけど脇の下と手のひらは汗びっしょり。人食いワニのいる川を自分で、しかも中古の2駆のミツビシで渡ることになるとは思わなかった。もちろん帰りもある。ワニはいなくとも立ち往生だけでも大問題だ。

そして未舗装の道を走り始めて気がついた。川を越えた途端に全ての景色が変わったのだ。

c0140612_20725100.jpg


c0140612_22562969.jpg


果てしなく平原が広がり、あちこちに岩山が立ち並んでいる。まさしくStone Countryの名にふさわしい景観だった。Kakaduと川を一本隔てただけなのにいきなりの変わり用にびっくりした。車の量はそれなりにあり、現地の人々に混じって旅行者らしき人々の顔が車の中に見える。やはり人の集まる特別な日だからだろう。
13kmと未舗装の道にしても長い距離ではないので1時間もかからずに街に到着する。多少は西洋的かと思っていたが、その通り、道と電線と家が並ぶ比較的「普通な」街並みだった。

c0140612_23224246.jpg


学校の校庭がメインの会場になっている。これは外部からの観光客へのイベントであるのと同時にアボリジニのためのものでもある。この機会にと人権であったり衛生についてのパンフレットを配る人々や軍隊への志願者の募集などもある。アボリジニの部族社会とオーストラリアの西欧社会が交わるところの情景だった。実際に頻発しているアボリジニ関連の問題もあるため、こういったある種の干渉はなしでは最早済まないのだろう。ともあれ、全てが穏便に、にこやかに行われていたことは間違いない。フードブース等も立ち並び、雑貨やおもちゃを売るストールまである。まさに縁日のお祭だ。

c0140612_23391021.jpg


会場から少し歩くとアートセンターがある。ここでは様々なアボリジニアートの作成を見ることができる。技術と文化の継承と共に彼らの現金収入への道ともなる。

c0140612_2345660.jpg


c0140612_23455529.jpg


c0140612_23512887.jpg


近くの岩山のRock Artを鑑賞するツアーがあったので勢いで申し込んでみる。せっかくここまで来たのだから楽しみきらなくてはもったいない。そんな気分だったし、何よりArnhemland内部のRock Artには興味があった。ツアーは1時間ごとに出ており、参加者も結構多い。老夫婦も家族連れもいる。私達の回の時にはNoelというおじいさんのガイドがついた。

小型のソンテウのようなバスに乗り、岩山へ。軽く説明を聞いて登り始める。

c0140612_01212100.jpg


c0140612_0172058.jpg


NoelがそれぞれのRock Artの説明をしてくれる
c0140612_0243725.jpg


c0140612_028360.jpg


c0140612_0345487.jpg



そして眺望が開ける。Ubirrを超える目も眩むような遥かな空間が広がる。
c0140612_0431491.jpg


c0140612_0512069.jpg


c0140612_054817.jpg


誰もがしばしこの光景に見入り、思い思いに写真を撮ったり歩き回ったりする。この辺りのおおらかさがとてもAustraliaっぽくてよい。日差しが強いので30分程度で頂上を後にし、岩山を下って街に帰る。

そしてちょうど帰り着いた頃にメイン会場で伝統的な儀礼の踊りとディジュリドゥの演奏が行われる。Dreamingでも見ていたが、この場所で見るのはやはり重みがある。シンプルながらも大地そのものを思わせる踊りと音に圧倒された。

c0140612_143488.jpg


c0140612_1152454.jpg


夕方からは街に一軒あるコミュニティセンター的な、実際はBarのようなお店でコンサートが開かれた。観光客もアボリジニも大勢集まってくる。出演者は皆アボリジニのアーティスト達だ。現地の若いグループもいれば、同時期に開催されているDarwin FestivalからやってきたJimmy Littleのような大物もいる。それだけこのイベントが広く知れ渡り、大きな意味を持っていることが分かる。

c0140612_1343434.jpg


c0140612_1364100.jpg


c0140612_1371482.jpg


c0140612_241498.jpg


Hip HopのLiveの時には女の子たちは皆Black Musicのセクシーダンス。やはりアボリジニには自分たちをBlackとして認識するアイデンティティを持っているのだと感じた。遠く離れていてもアメリカ大陸で自らの地位を築き上げ、文化を世界的に知らしめた彼らと響きあうものが大きいのだろう。

やがてコンサートは終わり、野外の映画上映などもありつつ、夜は更けていった。
[PR]
by djsinx | 2008-08-24 20:22 | 旅の記録

Nourlangie、そしてUbirrのRock Art

822

この日はまず痒さで目が覚めた。なんとか一睡もできないという最悪の事態は免れたがそれでもとにかく痒い。無料だろうが何だろうがもうここには泊まらない。本当に無理だった。

まずはCamping Areaから程近いNoulangieに向かう。早めでRock Artの見れるサイトが開いていなかったのでそばのAnbangbangという湖の周りを一周するTrackを散歩することにする。水鳥がとにかく多い。昨日の夕方散歩したところに似ているが、すぐそばに巨大な岸壁が聳え立っている。

c0140612_18111527.jpg


まだ朝早く、涼しかったので歩くのは楽。一回りしてちょうどいい時間になったのでNoulangieのRock Artサイトへ。実はNoulangieというのはこの一帯の呼び名で、正確にはサイトの上部をBurrunggui、下部をAnbangbangと呼ぶらしい。古代アート萌えする俺にとってこういう場所はたまらない。

c0140612_1819394.jpg


c0140612_18211382.jpg


c0140612_18221157.jpg


Nablwinjbulwinj。危険な精霊
c0140612_18242550.jpg


c0140612_18254016.jpg



思う存分堪能してからJabiru経由でUbirrに向かう。UbirrからはArnhemlandに直行することになるのでガソリンと食料等はしっかり揃えておく。実際どんな場所で何があるかも不明だから用心に越したことはない。

Ubirrに到着してそのままRock Artサイトに向かう。日差しの強い駐車場でなんとか日陰を探して車を停める。しっかり帽子をかぶって歩き始める。サイト自体は広すぎず、すぐに一つ目のRock Artの場所に到着。

c0140612_18481825.jpg


c0140612_18501726.jpg


どうやって描いたのかよく分からないと言われる壁画。高さ10m程で足場なし
c0140612_18522244.jpg


c0140612_18534167.jpg


c0140612_18574364.jpg


岩の上に上るとものすごい眺望。これがRock Countryと呼ばれるArnhemlandの景観。その端っこに来ているのを実感する。

c0140612_18551757.jpg


c0140612_1932965.jpg


人間と比べてみると…

c0140612_1856091.jpg


Rainbow Serpentがいました
c0140612_194304.jpg



そしてUbirrのMerlというキャンプ場に戻ってくる。そして軽く場所だけ確保してEast Alligator Riverに行ってみる。人が大勢集まっているので何だろうと覗き込んでみると、なんとSoltwater crocodileが何匹もぷかぷかと泳いでいる。この川は潮の満ち引きによって水面が上下するTidal Riverと呼ばれるタイプの川だが、ちょうどこの時が満潮に近かったようだ。

c0140612_1913072.jpg


そして翌日Arnhemlandに向かう時の道路を確認。
c0140612_19164830.jpg


普通に乗用車とワンボックスががざぶざぶざぶ。
えええええええええ!?さっきワニいっぱい泳いでたやん!!!!

c0140612_19191532.jpg


Extreme Dangerって書いてあるやん!!!!
かなり動揺した。正直明日行くのやめようかなって思うくらい動揺した。
うちの弐号機本当にここ通って行けるんだろうか?そして帰ってこれるのか?

でもとりあえず干潮の時間を狙ってがんばろうという結論になった。
そして夕方まで少し時間があったのでBardediilidjiというWalking Trackを散歩。
ここは少々こじんまりとしているけれど奇岩の景観の中を歩ける楽しい場所。

c0140612_1936150.jpg


c0140612_193842.jpg


c0140612_19392345.jpg


夕方Camp siteに戻ってゆっくりご飯を食べる。ここはとりあえず蚊も少ないし
水道やシャワーなどの設備も整っていて過ごしやすい。木陰も多く、焚き火に使える
枝もたくさん落ちている。いい場所だ。
[PR]
by djsinx | 2008-08-23 17:59 | 旅の記録

Kakadu NPへ

820

名残惜しかったけれどLitchfield NPを離れ、Kakaduに向かう。23日にGunbaranyaというArnhemland内部の街で行われるOpen Dayというイベントに行ってみるつもりだったので早めに現地付近に到着して情報収集もしなければならなかったからだ。

まずは食料が尽きかけていたのでDarwin方面に向かい、Woolyで買い物をする。ガソリンも満タンにしてKakadu奥地のJabiruに向かうことにする。ここからおよそ200km。遠くはない。ひたすら真っ直ぐな道を走り続ける。この感じはLitchfieldの曲がりくねった森の中の道とは雰囲気が違う。演習場があるようで時折軍用車を見かける。気がついたら軍用車の車列が後ろにいたりもした。

半分ほど来たところでようやくKakadu NPの入り口の表示を発見。特にこの辺りは景色がよいわけでもない。ところどころ焼け跡もある。この日はとりあえずどこもそんなに見る予定ではなかったので黙々と進み、明るいうちになんとかJabiruに到着できる。Kakadu NPの奥の方なのでどんな場所だろうと思っていたけど実は結構きれいで整っている。買い物もある程度ちゃんとできるしガソリンも高くない。ほっとして久々に充電も兼ねてキャラバンパークに泊まる。


821

朝一でJabiru近くの資料館に行く。ここではKakaduの自然について語られている。そしてもう一つのYellow Waterにある資料館も訪ねたが、こちらはアボリジニと一般に呼ばれている先住民達の暮らしについて多く触れられている。

もちろんその二つは簡単に分けられるものではない。氷河期の終わりの時期には既に彼らはこの土地に住み着き、生態系と一体となって生きてきた。Kakadu名物でもあるDry SeasonのBush Fireについてはこの土地に住むアボリジニ(Binin Peopleと呼ばれている部族)が意図的に毎年火をつけて森を焼いていた。その行為について現在も研究が進められており、アボリジニが森を焼くことが既に生態系の一つの重要な役割を担っていることが明らかになってきている。Kakadu NPは現在世界遺産となっているが、そこにはこのアボリジニが森を焼くことによって森の生態系を維持するという項目が守るべき文化として明確に位置づけられている。双方の資料館にはそのことについてのパンフレットが置いてあり、その大切さを謳っている。現在はBininの部族の人々と公園管理事務所が共同でその作業を行っているという。

これは私にとってはとても衝撃的なことだった。人間とは常に自然と対比されるものとして自分の中で位置づけていたが、少なくともこのKakaduには自然と「調和」という言葉を超えて一体となって生きている人間の姿があるのだ。彼らは森や湖や川や平地や海や、全ての自然からの恵みを等しく食し、利用する。植物から虫から亀からカンガルーまで。Pandanasの葉を用いて道具を作り、草木の汁で染物をする。その営みが誇張なく自然な行為であったのだ。今まで頭で考えていた自然の「保護」なんていうものがいかに人間的な立場からのものだったか、その距離感を思い知らされた。

今や全ての人間が文明を捨てて自然に回帰することなどできはしない。だが、少なくともそういう生き方をしていた人間が存在するということはもっと知られるべきだと感じる。それを理想形と受け取るにせよ、極論と見るにせよ、そういう道が存在していたということは大切だ。


その後すぐそばのYellow Waterを訪れる。美しい湖でとても和む場所だったが目の前にいきなり人食いワニであるSolt water crocodileが出現。襲い掛かっては来ないものの本物を目の当たりにすると圧巻だ。

c0140612_2357445.jpg


Solty登場
c0140612_23582630.jpg



ちなみにこの日、噂のBush Fireを目にした。メインのハイウェイであるKakadu Hwyの目の前で火の手が上がっていて、炎が道路を舐めるように吹き上がっていた。辺りは焦げ臭い匂いと灰色の煙で覆われ、徐行しながらも炎を避けて反対車線まで避けなければ鳴らないほどだった。対向車線のレンタカーの助手席でおばちゃんが携帯を片手に慌てているのが見えた。恐らくEmergencyにかけているのだろう。

そんなBush Fireさえもが日常。それがKakadu。ここで自然と共に生きるということの意味だ。


Kakadu公式パンフレットに載っていた無料キャンプ場があったのでそこに泊まることにした。どうも数ヶ月単位で住んでいるようなキャラバンまである。車を止めて場所を確保してとりあえず辺りを散歩する。湿地が近くにあって鳥がたくさんいる。そしてさっきのBush Fireの煙が空に上がっているのも見える。まっ平らなFlad Plainと呼ばれる雨季には水没する平原だ。

c0140612_0175190.jpg


c0140612_0185822.jpg


そしてこの夜、人生で最も苛烈な蚊の攻撃にさらされることになる。Kakaduの自然の強烈なお出迎えだった。車の中はものすごい湿気と暑さだけれど窓は開けられない。しかも締め切ってすらどこかの小さな隙間から蚊が何匹も何匹も入ってきては飛び回る。刺す。そして耳元でぷ~~~んと飛び回って眠れたものではなかった。人間が簡単に入ってきて感動だけして帰れるほど自然は甘くないと言っているように聞こえた。
[PR]
by djsinx | 2008-08-22 03:20 | 旅の記録

Litchfield NP 滝巡り

818

Yanik、Elodieと四人でLitchfield NPを回ることにする。まずは一番有名なWangi Fall。とにかく広い滝壺を泳いで滝まで行くことができる。途中はちょこちょこ足がついたりつかなかったり。外で見るのと実際泳ぐのでは景色が違う。真ん中辺りから周囲を見渡すとものすごい開放感。仰向けになってぽっかり浮かぶと真っ青な空にカワセミが飛んでいく。

c0140612_341281.jpg


その次に訪れたのはFlorence Fall。駐車場から道を10分ほど下る。いい感じに茂った林の中の道を通り抜けるとWangiとは違う岩の壁に囲まれた隠れ滝発見。これがFlorence Fall。滝壺は深く、真ん中の岩と端っこしか足はつかない。みんな立ち泳ぎしながら楽しんでいる。Yanik達はあんまり激しく泳ぐ気分じゃないのか日向ぼっこに徹していた。

c0140612_343670.jpg


そして宿泊場所に決めていたBurley Rock Hallへ。友達が来ているのと人が多すぎないからっていうくらいでこの場所に決めたけれどここが大当たり。キャンプサイトはとにかく気持ちよくて人が少なく、ゆっくりできた。滝はちょっとだけ見に行ってみんなでご飯を作ってゆっくり。

819

朝から滝に遊びに行ったが、この滝はLitchfield NPで一番よかった。いわゆる一本の大きな滝ではなく、段々になっている別れ滝で、それぞれの滝壺で泳ぐことができる。それも浅いのから深いのまで様々で広さもいろいろ。飛び込めるポイントがあって既にみんな飛び込んでいたので一緒になって滝壺にDive!!もう、これが最高。何度やっても飽きない。寝転べる岩場も気持ちのいい浅瀬もたくさんあり、大勢の人が遊んでいる。でも不思議なことにそれでも混みあっている感じではなく、楽園感が満載。

c0140612_345346.jpg


c0140612_352873.jpg


c0140612_355067.jpg


Yanik達はこの日の午後に南に向かって出発したがうちらはあまりにここが気に入ってしまってもう一泊することにしてしまった。もちろんひたすら泳いだり遊んだり飛び込んだり。。
[PR]
by djsinx | 2008-08-20 02:19 | 旅の記録

Isotopia Music Festival

815

Darwinを金曜日の朝に出発する。Woolyで食料と水とビールを大量に買い込み、長旅に備える。恐らく今回も三泊四日にはなるはずだったし、なにより今回はKabuki Flowerとして出店もする。ビーガンベジのKabuki Curryのための材料も吟味して買い込む。もちろん氷も忘れない。

数日前に来た道をまた戻る。100km程でLitchfield NP行きの道にそれて、奥を目指す。いくつかの滝の看板を見ながら道を確認する。結構乾いた感じではあるが、それでもOutbackを抜けた後だと緑に見える。シロアリの蟻塚を見てさらに先を急ぐ。不思議な光景があちこちに見える。

c0140612_371426.jpg


有名なWangi Fallを過ぎて会場が近づく。右手にキャンプ場が見えて、なんだかソレっぽいので当たりをつけて入ってみると正解。前回のMindil Marketで会ったBefが入り口にいて案内してくれる。奥のほうは日陰も多く、落ち着いた雰囲気だ。DJと出店なので一番奥のFloor近くまで車で入って設営させてくれる。オーガナイザーのJonnoとSiと会って話をする。出番は土曜日の昼過ぎのようだ。とりあえず場所を決めて設営を済ませ、カレーの仕込をする。Junちゃんは作品を並べて売り始める。YanikとElodieが遊びに来てゆっくりしていく。そしてNimbinで一緒にスタッフをやっていた日本人の友達も遠路はるばるここまで遊びに来ていた。

c0140612_21204248.jpg


c0140612_2119723.jpg


ちなみに夕方スタートの予定が音はなかなか出ない。見るからに緩いPartyなのでそんな感じだろうと思いながらゆるっと過ごす。音が出始めたのはもう真っ暗になってから。ゆっくりと始めって徐々に上げる。いい感じにカレーも売れてFloorも近いので車のところでずっと音で遊ぶ。一通りカレーを売り切って打ち切りにし、Floorで少し遊んで就寝。気がつくと午前5時頃には音も止まってしんとしている。なんて緩いPartyだ。

816

朝9時頃から再び音が始まる。基本的に緩め。カレーの第二段の準備をしながら出番を待つ。時間になってFloorに行ってみると結構踊っている人がいるが、気にせずChilloutにする。若いガキが文句を言ってくるが完全に無視する。結構しつこいので睨み付けて追い払う。外国のPartyだとこの手のうざいガキはどこにでもいるようだ。どこかに四つ打ちの鳴っているFloorがあればいいのかもしれないがここはFloorは一つだけ。オーガナイザーもChillがいいと言っていたので再び無視。

Floorはかなりいい感じにゆるゆると踊っている。N.Tの人は基本的にこの手の緩いのりは好きのようだ。フランス人を始め、世界各地から集まった旅人たちも大勢いる。年齢層はどちらかというと高めだがYanik達のように若い子も大勢いる。ここまで流れ着くタイプの人は面白い人が多い。

c0140612_374561.jpg


プレイが終わるとあちこちから声をかけていただく。反応があるのはとても嬉しい。みんな暑いからと滝に泳ぎに行っていたがさすがにそこまで歩く気分ではなかったのでさらにゆっくりとする。どうやらFloorのすぐ側がもう国立公園エリアで滝は公園の真っ只中らしい。カレーを売りながら夕方から始まったLiveを聞く。

Mindilで大人気だったEMDEEも夜遅めの時間にLiveをやって大盛り上がりだった。そしてその後は四つ打ちの時間が開始。もうこうなったら止まりようがない。それがAustralian Standard。踊ろうかとも思ったが、翌未明に部分月食が見られるのでとりあえず一休み。

817

時間通りに目を覚まし、車の外に出る。訳の分からなくなった白人がうろうろしていて車の中に入り込んでこようとするので軽く追っ払う。まあ訳わかんないのはしょうがないけどだからって入られるわけにはいかない。気にせずFloorの音を聞きながら月を眺める。Floorの人は少ないが音は続いているしみんな踊ってる。月がいい感じに欠けてくるとうろうろしながら月を眺めている。徐々に欠け幅は大きくなり、みんなカメラでがんばって撮ろうとしてみるが残念ながら暗すぎるようだった。知ってる人だけ見に来てるこのゆるい感じがまたよい。

夜が白み、月が沈んで来たので再び眠ることにする。どう考えてもこの日の夜まで音が出ているだろうことはさすがに経験から学んだので。

そして暑さでお昼前に目が覚める。さすがにいられない感じだったのでみんな行っていた滝に泳ぎに行くことにする。Floorのすぐそばにも泳げるポイントはあったがやはり飛び込んで遊べる滝がよかったので20分ほどの道のりを歩く。道は分かりやすく、人もうろうろしていたので迷わない。途中でも気持ちよさそうな場所はあったが滝は先のようなのでひたすら歩く。緑が深くてとにかく美しい。

c0140612_2134638.jpg


そして人の声が聞こえて目の前が開けるとそこはきれいな滝!!

c0140612_2151895.jpg


c0140612_2155856.jpg


とりあえず水着になって飛び込む。これがとても冷たくて気持ちいい。ふらふらだった頭が一瞬でしゃきっとなる。まさに求めていた清涼感だった。しばらく泳いでは岸辺の浅瀬で涼み、体が冷えたら滝の上の別れ滝になっている岩の上で甲羅干しをする。

c0140612_2112576.jpg


この辺りの溜まっている水はちょっと温かくてそれも心地いい。暑くなったらまた下の滝で泳ぐ。

人が増えてきたので退散して戻るとFloorはずいぶんいい感じに煮えてきている。水が撒かれ、Floor前方はもうドロドロ。そんなところでみんな激しく踊っている。とりあえずがしがし踊る感じじゃなかったので後ろの方で踊りながら鑑賞。

その後Mindilでお店をやっていたLouiseという女の子と彼氏のDJ Colinが到着していてばったり会う。Mindilで聞いていた通りDouglas Springsにゆっくりしに行ってその帰りにPlayしに寄ったそうだ。Colinの出番は6時ごろかららしい。

そして出番が始まるとすっげえ音でFloorは大煮え。こんなの滅多に見られない。



Yanik達がN.Tで一番すごかったと言うのもものすごくうなずける。このまま夜中までColinの独演は続き、最後を待たずに眠ってしまった。まだこの時はColin達とこの後ずっと絡むことになるとは思ってもいなかった。

そして翌日、挨拶をしてYanik、Elodieと一緒にLitchfield NPの名所を回ることにする。
[PR]
by djsinx | 2008-08-18 11:51 | Partyの記録

Darwin到着

810

本当はもっと長居をしたかったけれど毎週日曜日にはDarwin最大のMarketである
Mindil Sunset Marketが開かれ、Junちゃんがそこでの出店を考えていたため
一泊だけで目的地のDarwinに向けて北上する。

ガタガタ道を抜けて舗装路に出てすぐにすれ違ったダンプカーからこぼれた小石で
フロントガラスにひびが入ってしまった。Bullshit。小さかったのでそのまま進むことに。

途中一度給油と休憩を挟んでStuart Hwyをひたすら走る。途中左手にParty会場の
Litchfield NPに向かう分かれ道を見る。だけどここに来るのはもう少しだけ先の話。
道が徐々に広く、整備されてくる。相変わらずロードトレインは走っている。

Berry springsへの分かれ道を過ぎた辺りからもう荒野の雰囲気はない。
乾燥した大地だけれど走っている車も乗用車が増え、郊外の匂いがする。
キャトルステーションがあり、ここがドナドナトレインの終着地のようだ。
ものすごい数の牛が集められている。

さらに走ると大きなWoolworthがあり、bedtownのParmarstonの
建売の味気ない住宅街が塀越しに見える。この辺りにはあちこちに
WWⅡ関連の場所があり、旧日本軍が空爆した唯一のAustraliaの都市であることを
思い出させる。

そしてそこからまだしばらく広い道を走る。道の両側はぽつぽつと自動車整備所や
店舗が立ち、すぐそばに飛行場があることからすぐ上空を旅客機が離着陸していく。
Stuart Hwyからだととてもいい角度で美しく見えるのが面白い。そして狼煙のように
上がるBush fireの煙が遠くに見えた。

この日はひとまず手近な所に宿を取ろうとCityに近いCaravan Parkに入る。
そして時間が遅くなりそうだったのでチェックインを済ませてすぐに市内に向かう。

高架の下をくぐると本格的に街に入っていく。両側にぎっしりと店が並び、その先には
高層ビルも見えた。Hwyの終着地点のRoundaboutを回ってなんだかあっさり
だったけれど目的地到着。

そこからさらに北にあるMindil Beachに車を向かわせる。
何度か道に迷いながらカジノの横を抜けるとそこには巨大な駐車場があり
既に大量の車で埋まっていた。入り口を探すのが難しくて大回りして停車する場所を
見つける。

そしてMindil Market。これほど他のどことも比べようのないMarketは見たことがない。
アジアが近いためインドネシアやマレーシアを始めとしたエスニックな屋台が立ち並び、
フルーツシェイクやクロコダイルの肉が食べられるユニークな店もある。そして
数々の個性的な店が所狭しとひしめき合っている。いくつものステージではLiveが
頻繁に行われ、ファイアーショー等のエンターテインメントも盛りだくさん。
Baskingをしているミュージシャンもいれば子供用の大きな遊具のコーナーもある。
ツアー客がテーブルを囲む横で芝生でくつろぐカップルや家族連れ、友達同士の
グループからバックパッカーまで本当にいろんな人たちが集っている。

c0140612_1235879.jpg


c0140612_4455742.jpg


c0140612_4461615.jpg


そしてMarketの目の前のBeachから本当に美しいSunsetを見ることができる。
みんなこの時間はBeachに集まって息を呑むような真っ赤な夕日に見とれる。
ここではお酒の販売はないが持ち込みは自由。ゆっくりとビールやワインを
飲んでいる人がたくさんいる。

c0140612_125580.jpg


c0140612_1253765.jpg


c0140612_4463786.jpg


その後は思い思いにMarketの雰囲気を味わいながら食べたり買ったり遊んだり。
どれだけいても飽きることのない、旅と異国の雰囲気の交じり合った独特な場所だ。

c0140612_1262977.jpg


そしてここで思いもかけない再会があった。Nimbinで一緒に働いていた
フランス人のカップル、YanickとElodieに再会したのだ。全くもってこれは
予期していなかった。彼らはバリに一度渡った後、戻ってきて南に向かうと
聞いていたのでまさかこの時期にここにいて再び会えるとは。

しかも話を聞いていると彼らは今回のPartyのオーガナイザー達とも
親しくなっていた。そこでメンバーの一人のBefを紹介してもらう。
彼はファイアーパフォーマンスのグッズを扱う店を出店していた。

遅くまで食べたり遊んだりして興奮気味のまま宿に戻り就寝。
この時はまだ長い滞在になるとは予想していなかった。
[PR]
by djsinX | 2008-08-11 01:35 | 旅の記録