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眠らなくても疲れない薬?

これは睡眠の変わりになるんじゃなくて眠くならないだけなんじゃないかと
思いますが。。起きていることができたとしてその覚醒時間の質も重要なんですよね。
コーヒーをがぶ飲みしたりカフェインタブレットを摂取しても結局集中力が
途切れたり思考が濁ったりしてしまうのでは疲れが取れない分寝るより悪いことも
あります。「がんばってた俺」に自己満足するだけみたいな。

もちろん旅中に深夜の長距離移動なんかで盗難防止のためにこれを
吸引して起きているっていう使い道はあるけれど効き目が切れた途端に
眠りこけてしまいそう。

睡眠障害の治療薬には使えても他はどうなのかな。コーヒーなんかは
味と匂いと胃のむかつきも含めて目が覚めるところもある気がするし。
睡眠薬と併用して擬似スピードボールなんて社部い遊びがはやりそうな。

--以下引用--

吸い込むだけで睡眠の代わりになる薬を開発中 - GIGAZINE

最新の研究結果によると、ある脳内化学物質をスプレー式点鼻薬のようにして吸い込むだけで睡眠の代わりになる可能性が出てきたそうです。これまで知られているようなカフェインアンフェタミンと違って中毒作用や副作用がほとんどなく、かなり理想的なものになるかもしれないとのこと。

これはインターネットの原型である「ARPANET」を作ったアメリカ国防総省の研究期間「DARPA」の支援によって進められている研究で明らかになってきたもので、「orexin-A」という物質がそのカギを握っているとのこと。

どうやら覚醒状態を司る物質のようです。実用化はまだまだ先のようですが、睡眠障害の治療薬としてまず実用化される可能性があるとのこと。

なお、なぜアメリカ国防総省の研究期間であるDARPAがこの研究を支援しているかというと、以下のような目的があるため。

「5日間食料なしで戦える兵士」開発プロジェクトに取り組む米国防総省 | WIRED VISION

このDARPAプロジェクトは、『メタボリック・ドミナンス』、あるいは「最高度の兵士能力」プロジェクトと呼ばれている。米国防総省では、人間なら通常持つはずの身体的要求をほとんど持たずにすむ戦闘員を生み出すために、将来を見据えた広範な研究を行なっているが、このプロジェクトもその一環だ。たとえば、睡眠の必要を減らす研究プログラムにDARPAは膨大な資金をすでに投入している。また、負傷した兵隊が──衛生兵の助けなしに──何日も戦闘を持続できるようにする技術(日本語版記事)についても、研究に取り組んでいる。

by djsinx | 2008-01-05 09:52 | News
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