モロッコ旅情報 カサブランカ、南米へ

エッサウィラからカサブランカへ

エッサウィラの民営バスターミナルからカサブランカへ何本も出ている。民営バスターミナルはメディナから少々歩くかタクシーで10DH。バスの値段は会社に寄るけれど80DH程度で6時間前後。荷物代をやたら高く言われる時があるので高く言われたと感じたらゴネまくるといい。道は広くてまっすぐなので移動としては楽。途中で休憩が一回入った。

カサブランカのターミナルは街の外れにあるので中心部のアンシャン・メディナまではタクシーで30DH前後。もっと安く行けるかもしれないけれど私達の時は何台か聞いてもこれ以上は下がらなかった。実際30分程度かかっていた。


カサブランカ

多くの旅人にとってはただ通過するか、エアでのモロッコへの出入り口としてか、黄熱病の予防接種を受けるというための街。バスで2時間の首都、ラバトの方がまだ居心地がいいと信じられているため、滞在する人は少ない。実際街はだだっ広くて埃っぽく、車の量も多い。ただし、個人的にはここのアンシャン・メディナは非常に面白いし居心地がよかった。

パスツール研究所

カサブランカを訪れる最大の目的の一つ。黄熱病の注射を受けられる。有名なのでタクシーの運転手は誰でも知っている。アンシャン・メディナからメーターで10DH弱。入り口の左側のVactinationの建物で150DHで受けられる。フランス語名はFievre Jaune。混んでいなければ入り口入ってから所要時間3分。

カサブランカのアンシャン・メディナ

モロッコを訪れる旅人は数多いけれど、ここの良さに気付いて帰る旅人は恐らく非常に少ない。なんと言うか場末で下町情緒に溢れ、やさぐれ感も満載で人々も見ていて飽きない。個人的には一度連れて行かれてショックを受けた大阪の西成区、もしくはインドのヴァラナシと非常に印象が近い。ここではその魅力を書き記す。カッコ内は個人的な愛称。

スーク通り(アメ横通り)

アンシャン・メディナのど真ん中を突っ切る非常に賑わっているスーク。ほぼ全てがローカル向けの店で、観光客用の土産物屋は時計塔付近に若干あるくらい。

カフェ通り(親不孝通り)
スーク通りの半ばの食堂が何軒かあるエリアから右手に向かって伸びる通り。カフェが並び男達が昼間から夜中まで賭けトランプに興じている。大体どのカフェもキフ臭い。その間にはゲームセンターやプールバーで若者が遊んでいて賑やか。食堂、スナック屋、ネットカフェ、ハマムなどもある。

魚料理屋台街(魚河岸)
時計台の袂にあるシーフードの屋台街。昼時がメインで混み合っている。観光客もいるエリアなので呼び込みも多い。値段は大して安くなさそう。

安宿スクエア(ダルバールスクエア)
時計台の左側の門から入ってスーク通りを歩き、途中でネットカフェのところを右に反れると安宿の並ぶ一角がある。シングル50DH、ダブル80DH程度から泊まることができ、経済的。ホットシャワーはない場合が多いがすぐ近くにハマムがあり、一人12DHで朝早くから夜までやっている。ローカル食堂や商店もあり。

Hotel Des Amis
安宿スクエアに面している。シングル50DH、ダブル80DH。ホットシャワーなし。家族が一階のロビーに常駐していてセキュリティはしっかりしている。

他、Hotel London、Hotel Medina、Hotel Gibraltar等がかたまっている。

食堂街(ソイランブトリー)
カフェ通りの突き当たりを右折して安宿スクエアを通り、魚河岸方面まで続く食堂が並ぶエリア。タジン、サンドイッチ、シーフードフライ、チキンプレート、フレッシュオレンジジュース、ハリラ、何でもあって安くて美味しい。商店の軒先が立食スタンドになっていてお茶とパンやケーキという選択肢もある。ご飯はこことカフェ通りでほぼ事足りる。ネットカフェもあり。

Cafe Ayman(あやまんカフェ)
食堂街の安宿スクエア近くの角にあるオープンエア席の気持ちのいいカフェ。のんびり人間観察でもしながら時間を過ごすといい。カフェコンレチェ6DH。カフェの中の席は常に少々キフ臭すぎる。まあ、外でも普通に昼から吸っているのだが。

公園(セントラルパーク)
アンシャン・メディナの外れにある小さな公園。郵便局にユースホステル、コロニアル調でヨーロピアンに有名なCentral Hotel(ダブル400DHから)があり、カフェやレストラン、商店も周辺にちょこちょこある。開けているので気持ちがいい。

リックスカフェ
映画「カサブランカ」に出てくるリックスカフェを模して作られたレストラン。数少ないカサブランカの名所と言える。食事は一人150DH程度から。バーでドリンクだけ楽しむことも可能で、そちらはビール60DH程度から。そう、ここにはお酒がちゃんとある。まあ、日本の居酒屋で飲むのと値段は変わらないので興味があったら行ってみるのもあり。多少ちゃんとした格好をしていった方がいいかも。

バーではカサブランカの映像を延々と流し続けているのでイングリットとハンフリーを眺めながら「あの台詞」を呟いたりもできる。日によってはバンドが入ってライブをしたりもする。本家のリックスカフェではないので「あの曲」も演奏されたりもするようである。


カサブランカ国際空港へ

一番安い移動方法は駅から電車で45分。アンシャン・メディナから駅まではメーターで10DH。空港までのグランタクシーは一台250DH。プチタクシーでは行けない。それなりに距離があるので早めに移動しておいた方がよい。

モロッコから南米へ

様々な航空会社があるが、一番安かったのはカタールエア。ドーハで10時間のトランジットがあり、全部で37時間かかった計算になる。一人600USドル。正直マドリードから飛んだ方が安いし時間も短いが、それだけのためにスペインまで行くと移動費や宿泊費等で逆に高くつくので旅程自体をそのように組んでいないならこれが2011年2月時点では最安値。ただし、このラインはトリポリを経由してドーハまで飛んでいたためリビアの政情次第でどのような調整が為されるかは不明。なお、カタールエアの機内は驚くほど快適。各座席にモニターがあって映画やらゲームやらいくらでも暇は潰せる。

ドーハ空港のトランジットエリアは24時間フル稼働で仮眠室やレストランも常に開いている。A&Wまで入っていて驚いた。ルートビアを久しぶりに飲むことに。モロッコのDHが使用できるのでここでトランジットの予定なら無理にモロッコ国内で使い切る必要もない。他、USドル、ユーロ、日本円など主要通貨は大体そのままで使える。wi-fiも飛んでいるが時間帯によっては混みあって使えない。ラップトップやiPad、iPhoneを持ったお金持ち旅客がうようよしているのである。
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by djsinx | 2011-02-10 18:14 | 旅情報
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