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ゴアという別世界へのブリーフィング

ゴアへの着陸

ゴアにはみんな何らかの形で着陸する。エアだったり列車だったりバスだったりで。ゴアはインドの小さな直轄領だが、実際降り立ってみるとそこはとても大きい。どこに降り立ちどこに向かうか、ゴアに行く旅人はみんなこの入り口を潜ることになる。ここで何をしたいのか、どこに行きたいのか、それが定まっていればいいけれど、一つの街にふらっと立ち寄るような気分だと戸惑うことになるかもしれない。

空港

飛行機を乗り継いでゴアまで来た場合はほぼ空港から目指すビーチまでタクシーで直行ということになる。マルガオまで出て乗り継いで…とやってもいいけれどアンジュナ方面を目指すならかなり大変。個人的にお勧めしない。

鉄道

アンジュナ、アランボル方面を目指すならティヴィム駅に降りるのがよい。カルマリやマルガオからだと同様にとても遠いし費用もかかる。ティヴィムに停まる列車はネットで探せる。降りたらマプサまでリキシャに乗るか(130Rs程度)、表通りまで出てバスを拾う。マプサからはアンジュナ、アランボル等各方面にバスが出ている。目的地が決まっていればティヴィムから直接各ビーチにリキシャやタクシーでも行ける。

バス

マプサに到着する確率が高い。その後はローカルバスかタクシーで各ビーチに向かう。


ゴアの宿泊

アンジュナからヴァガトール方面は安宿が点在し、それ以外にも貸し出している部屋や家を借りることができる。このエリアは以前ほどは混みあっていないとのこと。実際に人がいっぱいな印象はあまりない。レストランやスーパーなども多く、便利なエリアでパーティも多い。水曜日にフリーマーケットがアンジュナで行われている。金曜日にはヴァガトールのHill Topで小さめのマーケットがある。

アランボルはここ数年で急激に人が増えたとのことだった。ビーチに向かうメインロードには旅人向けの服や土産物を扱うお店が軒を連ねていてレストランもたくさんあり、それを縫うようにゲストハウスがある。ビーチの北端から次のビーチに向けても宿がたくさんある。アンジュナ周辺とは違ったパーティ、ライヴシーンがあるようだ。


ゴアの移動

ゴアに滞在しようと思うなら確実にバイクが必要になる。スクーターで一日150Rsから。ガソリンは2010年3月現在で1リットル50Rs程度。宿やタクシーの運転手、商店など至るところで借りることができる。ウィンカーやヘッドライト、ブレーキなどの動作確認と、車体の傷なども予めチェックしておいた方がよい。

毎年バイクが原因の死亡事故は起きているし、死ななかったとしても事故を起こして怪我をしているのは日常風景だ。インド人の車はとにかく飛ばすし無理な追い越しはするし曲がる時もウィンカー出さないし最悪である。そして旅人も負けずにインド人ノリで飛ばすのでさらに話は悪い。ノリノリでバンプに突入して吹っ飛んで血だらけなんて旅人も結構いる。とにかく注意して安全運転するに越したことはない。ゴアの滞在は常に死と隣りあわせだということを常に認識しておいた方がいい。でないとそれは突然やってくる。


ゴアの食事

美味しいレストランが山ほどあるので何の心配も要らない。お酒も冷えたビールを始め各種取り揃えられていてしかも安い。ただ、基本的には11時までにどのレストランも閉まってしまうので注意。24時間営業はアンジュナのMunchiesとヴァガトールのPrimroseの2軒だけ。ローカル食堂を見つけるのは一苦労かもしれない。外食は安いところを求めず、高くて美味しいものをぱーっと食べるべき場所である。安く上げたいのならキッチンのある部屋なり家を借りて自炊すればいい。スーパーや市場に材料はいくらでも揃っている。


ゴアのパーティ

毎年来ている人によると、ゴアは毎年遊び方が違うと言われていて当たり外れも確実にあるようだ。ここには2010年3月現在での状況を記す。今年の次のシーズンにはまた新しい遊び方になっているかもしれないので参考程度までに。携帯電話はパーティ情報を求めるのであればあった方がよい。アンジュナのマナリG.H他で一番安い機種が1500Rs程度から。



なんだかんだ言ってPartyに手っ取り早く向かうのであればアンジュナを中心としたエリアが今も中心地ではある。情報の集まりも早いし、この辺りに泊まっている人も多いので何かと便利。

Nine Barは前年度までとオーナーが変わり、厳しい荷物チェックなどが入るようになった。そのため基本的にお客さんは少ない。システムなどはかなり大きくステージも立派。DJとして事前にエントリーすれば5時間DJセットなども簡単にやらせてくれるようだった。

Primroseは100%インドアのクラブだが、毎晩ほぼ確実に営業している場所として重宝されている。午後7時から10時程度までは野外スペースで、その後朝6時までは室内のフロアで音が出る。野外のテラスと庭のスペースが気持ちよく、朝までそこでレストランがしっかり営業していてしかも美味しいのは素晴らしい。スタッフは日本人好きで、日本人のPartyは音がよくてお客さんが来ると考えているため、Partyは非常にやりやすい。

HillTopでは毎週日曜日の夜に午後4時から午後10時までPartyが行われていた。Dark系の有名DJが多い。XP Voodooがオーナーだという話を聞いた。BookingはHillTop側でかなり先まで決められているのでここでPlayしたりPartyをやりたいのであれば早めの調整が必須と思われる。サウンドシステムの評判はあまりよくないようだ。

Shiva valleyでは毎週火曜日の夜に午後5時頃から基本午後10時までPartyが行われていた。この店でかかるのはサイケ~フルオン限定。有名DJがよくPlayしている。ここでPartyを行うなら音を合わせなければならない他、バクシーシが発生するとのこと。要交渉。

Curriesでは毎週木曜日の夜に午後5時頃から基本午後10時までPartyが行われていた。Shiva Valleyの隣で環境も似ている。ここも同様に有名DJが数多くPlayしているようだ。Partyについては不明。


アランボル方面には独自のシーンがある。ロシア系のダークが強い他、様々なライヴ等もアンジュナ方面よりは多いようだ。こちらの情報は実際アランボルでフライヤーを探すとよい。
by djsinx | 2010-03-10 18:11 | 旅情報
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