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映画「ALADIN」


同じくジャイプールのPolo Victory Cinemaというところで鑑賞。前宣伝等で見ていてかなり面白そうだったので期待が持てる。小難しくなさそうなのが何よりもよい。

アラジンなのでもちろん魔法のランプが出てくるし、ランプの魔人も出てくる。この魔人というのが恐らく超有名俳優で最高にダンディーな白髪と髭のじいちゃんである。しかも性格と役柄が簡単に言うと「インド人化したドラえもん」といった何ともおせっかい焼きな上にその一つ一つがかっこいい。どんな無茶に見える服の着こなしも見事にかっこいい。あれはずるい。のび太みたいな弱気な主人公に空手をやっている美人ヒロイン、いじめっ子の同級生、どこかでみたような感じであるがそれがとてもはまる。主人公が一皮ずつ向けて成長して
行くという話ですが、それが飄々としたランプの魔人にどんどん背中を押されては少しずつ前に進んでいくのがいい感じ。やきもきさせるあたりもね。

歌もダンスもとにかく見せる。ど派手だったりしっぽりと美しかったりと芸が細かい。敵役のサーカス団もいちいちキャラが立っていてよい。もっと激しくバトルがあっても個人的にはよかったけどね。でもそれだと違う映画になっちゃうので。でもクライマックスのダンスとアクションはよかったなぁ。

ちなみに舞台となっているのがウッタルカーンド州の架空の街。あんなところ実際あったら間違いなく自分も行ってるなぁと思ってしまうほどきれいで。セットなのか、どこかにロケ地があるのかとても気になってしまう。
by djsinx | 2009-11-05 15:50 | 旅の記録
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