インド旅情報 ラダック レー


デリーからレーへ

デリーからレーに向かうフライトは基本的に早朝になる。国外から到着してデリーがトランジットであればそのままシャトルバスに乗って国内線のデパーチャーラウンジで朝を待つことになる。チェックイン後のラウンジの方が広くてお店もあるのでチェックインカウンターが開いたらさっさと中に入った方がよい。窓からの眺めが素晴らしいので極力窓際の席を予約しておくことをお勧めする。なお、レー発の飛行機にはカメラの手荷物持込ができないため、空からヒマラヤを撮りたいなら忘れずに手荷物にカメラを持ち込むこと。

レーに到着すると飛行場内では写真を撮らないように言われるので注意。ここは既に国境地帯、レーの飛行場も軍事用に転用できるしっかりしたものだ。到着時に高山病に関する注意事項等を網羅したパンフレットを渡される。

・到着後36時間は安静にして動き回らないこと
・水をとにかくたくさん飲むこと

この二つが非常に大切。到着日と翌日は体調を見ながら極力動かず、せいぜい散歩程度に留めておくべき。また、どこの宿の人も高山病については理解しているので到着時に空路でレーに着いたばかりであることを伝えておくとよい。


レー情報

インド最北のラダック地方、ヒマラヤ山脈の只中の標高3500mに位置する街。チベット系の仏教徒が住み、インド各地、そして世界中から旅人が訪れる観光地でもある。バイカー、トレッカー、マナリから流れてくるヒッピーも多い。ラダック地方の中心地でもあり、街の規模は大きい。宿泊施設、レストラン、お土産屋、両替所、旅行代理店も充実している。中心街のメインバザールとFort Rd付近はシーズン中はローカル、観光客入り乱れてごった返す。展望台も兼ねているShanti Stupaへ向かうChangspa Rdには安めのG.Hや観光客向けのレストラン、旅行代理店が乱立する。

土産物は仏具を始めとしたチベット関連商品、ターコイス、そしてカシミア、パシュミナ等のショールなど。カシミール絨毯を扱う店も多い。

ATMは街に二件しかなく、昼間は下手すると2時間待ち。朝早くか夕方遅めがよい。ネットカフェはたくさんあるがどこも遅く、回線断もよくある。値段はどこでも1時間90Rs程度と高い。

シーズンは6月から10月。これ以外の時期も飛行機でなら訪れることができるが道路は雪で完全に閉鎖される。5月末程度からマナリやスリナガルからのジープツアーが始まる可能性もあるが、基本的に雪次第なので詳細はその時その場所にいないと分からない。

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宿
街中の基本的な値段はバス・トイレ別でダブル200Rs程度が最安値。Changspa Rdの奥の方まで行くとさらに安いところがある可能性がある。ただしシーズン真っ只中はさらに値上がりすると思われる。なお、トレッキングやツアーで早朝に宿を出る人が多いので、好みの宿を探すなら朝早くがよい。

Oriental G.H
Changspa Rdの一番奥、突き当たりを右折した所にある国内外の旅行者に人気の宿。宿泊棟は3棟あって一番安い部屋はバス・トイレ別150Rs。200Rsの部屋もいくつかあるが、これらの安い部屋は予約ができない。基本的に部屋はきれいで眺めは最高。部屋によってはパレスやヒマラヤ山脈が窓から見える。宿で食事を取ることができ、朝食70Rs、夕食はビュッフェ形式で85Rs。味とボリュームを考えるとかなりお得。受付の奥にネットカフェと図書室あり。ラダック関係の本もいろいろある。テレビもここで見られる。また、ジープツアーやトレッキングに行く際に荷物を無料で預かってもらえる。スタッフもフレンドリーで感じがよい。シーズン中は朝一に確認しに行かないと部屋を取るのは難しい。

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Shanti G.H
Oriental G.Hの隣の宿。家族経営で居心地がいい。一番安い部屋はバス・トイレ別200Rs。屋上にゴンパがあり、時折お祈りをしている。ここの主人はトレッキングのガイド歴が長く、アレンジもしてくれる。親身にアドバイスをしてくれるので話を聞いてみるのもよい。朝食は45Rs、夕食は70Rs。夕食は事前に連絡要。ここも人気の宿なのでチェックインは早目がよい。

Chow G.H
レーでのヴィパッサナー瞑想の拠点となる宿。Changspa Rdの中ほど、巨大マニ車のある橋から100mほど下ったJewish Houseの脇の小道を降りていくとある。宿の女将さんが関係者なので情報は基本的にここに来れば手に入る。登録関係を含めて不明な点があればここで相談するとよい。連絡先など教えてもらえる。また、会場までの有料の送迎バスがここから出発する。部屋は200Rsから。


レストラン
シーズン中の6月から10月を除いてChangspa Rdのレストランの多くは閉店するので注意。メインバザール付近のレストランは通年のところが多いと思われる。

Lamayuru Restauarant
Fort Rdの橋のそばにある人気のベジタリアンレストランで、インド料理がメイン。他にも中華、チベット、西洋料理もあり。とにかくここで食べるべきはカレー。数十種類のバリエーションはどれも最高に美味しい。特にインド人観光客に人気で夜は座れなくて待っている人も出るほど。値段も一品30Rsから70Rs程度とレーではお手ごろな部類。チャパティ5Rs、チャイ10Rs。ランチ限定のターリーは大盛りで50Rs。

Cafe Jeevan
Changspa Rdの登りきる手前にある。元Book Lovers Retreatというカフェで、現在も二階の屋上席には様々な本が並ぶコーナーがある。料理はベジタリアンで西洋料理、インド料理、中華料理がメイン。どれを食べても非常においしいが、やはりインド料理が一番美味しい。値段はツーリストレストランとしては安めで100Rs前後で食べられる。ネットカフェ、本屋も兼ねている。

Orange Sky Garden Restaurant
Changspa Rdの中ほどからちょっと下った所にあるオープンエアのガーデンレストラン。フランス人の元心理学者、パスカル女史の経営するParty感溢れる空間。ベジ及びノンベジの西洋料理が中心でカレー、中華もある。値段は若干高め。ゴアスタイルの靴を脱いでゆっくりできるラウンジの居心地は最高。焚き火もほぼ毎晩焚かれていて太鼓やディジュリドゥを持ち込んで遊んでいる旅人がいたりファイアーパフォーマンスをやったりとレーには珍しいタイプのレストラン。ビールはないがラムやウォッカがある。

オーナーに自分のMix CDを渡して話をすれば自前のPC持ち込みで音出しをさせてもらえる可能性がある。ただ、ラダックでの法律のせいでここでPartyはできないため、Tranceを始めとしたDance Musicは不可。ちなみにシステムも大きくはないがレストラン内に音を響かせるには十分。また23時を過ぎると表向き営業終了なので音も小さくする必要がある。お店自体もお客の残り具合に寄るが、25時前後には閉まる。なお、アンプラグドであればLive等もやれる。正式なミキサー等はないため、システムを通す演奏は対応できない可能性が高い。

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Wonderland Restaurant
Changspa Rdの中ほどにある有名レストラン。各国料理が食べられる。屋上席が広く、旅人がいつもたむろしている。値段も味も平均的。真っ昼間からぐだぐだしているイスラエリも多い。


ジープツアー
協定があるため基本的にどこの旅行代理店で申し込んでも値段は同じ。ジープ1台当たりの値段になるため頭数が多ければそれだけ一人分の値段は安くなる。最大6人まで乗れるので友達がいれば一緒に申し込むのもありだし、旅行代理店で追加の参加者募集をしているツアーに申し込むのもよい。また、代理店によってはトレッキングのアレンジが得意だったりローカルの民家へのホームステイの情報を持っていたりと得意分野があるので、店の前に貼りだしてある広告の内容を見ながら何軒か回ってみるのがよい。インドでは手のツアーに参加した時にはツアーの最後にドライバーに一人当たり50Rs程チップを渡す習慣があるらしい。少なくともインド人観光客はほぼ確実に渡していた。まあ、渡すかどうかは個人の判断でいいと思う。

Nubra Valleyツアー
一泊二日で6000Rs程度。世界最高の自動車用峠、Kardung Laを越えてインド最北の国境地帯を巡る。レー付近とはまた表情の違う谷の景観は壮大の一言。Diskitのゴンパは素晴らしい。また、Hunderの砂漠地帯でキャメルサファリを楽しめる。Sumurでのゴンパ見学、Panamikの温泉等もある。Panamikの温泉は日本人的にはハイライト。インド最北の地で入る温泉は最高。二泊三日にしたりPanamik訪問を追加すると値段が上がる。

Pangong Lakeツアー
日帰りで6000Rs前後。世界第三位の自動車用峠、Chang Laを越えてインドと中国の国境をまたぐ湖、Pangong Lakeへ行く。湖の美しさは個人的には世界屈指。周囲の山々の雄大な風景と合わせて楽しみたい。また、道中の風景もダイナミックで美しい。料金追加で途中のChemreyやHemisのゴンパに立ち寄ることもできるが日帰りだと一つが限界。一泊二日のツアーもある。

ゴンパめぐりツアー
レーの周辺の町や村にはゴンパがあって拝観できる場所も多いが、ローカルバスで回るには時間と手間がかかる。そのためいくつかのゴンパを一日出回るツアーが数多くあり、効率的に観光できる。Hemis、Tiksey、Sheyなどの上流域方面、Alchi、Likir、Spitukなどの下流方面に大別できるが色々アレンジは可能。


トレッキング

ラダックのトレッキングはネパールと違い、初心者用のコースは基本的にないと考えたほうがよい。一番簡単とされ、「Baby Trek」と呼ばれているLikirからTemisgamへのトレッキングですら3日間の行程となる。履き慣れたトレッキングシューズは必須。それ以外の装備品は現地調達でも問題ない。トレッキング開始地点が高度3500m程度となり、多くの場合5000m越えをするため、到着後、高地順応をする必要がある。さらに、雨や雪の可能性もあるため雨具、防寒具も必須となる。トレッキング中は宿もないため、ルートによってはテント泊、洞窟泊となる可能性も大きい。よって、始めてラダックをトレッキングする際は旅行代理店や経験あるガイドと相談して行程をアレンジする必要がある。ガイド、コック、ホースメン等を雇った際の一日の値段は60ドル前後とのこと。ルートや食事の内容によって金額は前後するがだいたいこの程度かかるようだ。
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by djsinx | 2009-07-05 00:52 | 旅情報
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